ドッグトレーニング:苦手を大丈夫にするには。
人には誰にでも苦手なものがあるように、犬にも苦手があります。
例えば体に触れられること。
「犬なら撫でられるのが好きなはず。」というのは大きな間違いです。
同様に、「抱っこが嫌いな犬なんていない。」と言うのも迷信です。
ちなみに我が家の犬たちは触れる、撫でられるのは大好きです。
抱っこは我慢します。
トリックとして教えたこともあり、抱っこと言えば自分から膝に乗ってきます。
とは言っても10キロを超える中型犬ですから、いつも抱っこするわけではありませんが、犬が自身で乗れない場所だったり、保定が必要な場合などは、犬をしっかり抱きしめる必要があります。
嫌いな犬にとってはどうすればいいのでしょうか。
嫌いなことを好きにさせることはできなくても、我慢できるくらいにすることはできます。
つまり、嫌いなことと好きなことを関連付けることで、苦手なことでも自分から進んでできるようになるわけです。
体を触るときに、愛犬の大好きなトリーツをあげることによって、苦手なことを好きなことを関連付けることができます。
だからと言って、トリーツをもってガシガシ触っては、逆にトリーツも取りに来なくなるかもしれません。
トリーツを見せたとき、喜んで近づいてくればすぐ触るのではなく、まず食べることを楽しんでもらい、その後トリーツを食べているときに、少し背中に触ってみるところから始めていきます。
小型犬の場合、上から手を出されるだけでも嫌がる犬もいます。
手足やお尻の辺りを触れるのを嫌がる犬もいます。
無理をせず、時間をかけて慣らすことがポイントです。
痛い思いをした経験がなければ、爪切りなども同様の方法で慣らしていくことができます。
嫌なことへトリーツを使って無理やり誘導するのではなく、自分からそばに来たくなる状況から始めるといいでしょう。
爪切りを持つと、自分から寄ってきて、目の前に寝転んでくれる見習い。
---------------------------------
ブログ村に登録しています!ワンクリックが励みになります!
にほんブログ村
---------------------------------
パピーレッスン、基本のマナートレーニング、ドッグダンスのプライベートレッスンやグループレッスンはWanByWanで♪
ご要望があれば、グループレッスンの講師も承りますので、お気軽にお問合せください。
| 固定リンク
「ドッグトレーニング」カテゴリの記事
- 考える犬を育てる。(2024.12.01)
- トリガーをなくすのは時間がかかる(2024.11.30)
- 犬の吠えを考える(2024.11.28)
- 景色が変わると犬は混乱する(2024.11.26)
- JKCの競技会に参加してきました。(2024.11.24)
コメント