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2018年10月25日 (木)

犬だってミスをする

私は以前、犬は動物だから、持って生まれた本能や素晴らしい身体能力屈指すれば失敗はないだろうと思い込んでいました。

しかしながら、実際はそうでないことが多いことを知り、犬もやっぱり判断を誤ることがあるのだと理解しました。

そんなこと当たり前でしょ?と言われそうですが、私は、犬が踏み外したり、ぶつかったりなんてありえないと信じていたのです。

確かに、危険を予知したり、危うくなった時に体勢を立て直したりすることができますが、気づかなければ、ドアにぶつかったり、走っていて障害物を避けそこなったりすることがあることを知りました。

同様に耳がいいと言っても、人の言葉を聞き漏らしたりもしています。


よくあるのが指示のキューです。
ブームになっていることばかりして、こちらが言ってることをやってくれないというのは別にして、きちんと理解していることなのに、何度言っても間違えるというときは、間違える動作のキューと指示の言葉が似ていることがあります。

かつて、犬に「スピン(回転)」をさせようとすると、ワンワン吠えながら回ってうるさいという話をきいたことがありました。
いろいろ話を聴いてみると、このハンドラーさん、愛犬に「スピーク(吠えろ)」も教えていたそうです。

つまり、犬は「スピ・・」と聞くと、とりあえず吠えながら回っておけば間違いないと理解していたようです。

頼んだことといつも違うことをしてしまうようなときは、キューの言葉を見直してみるのもひとつですね。


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