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2018年9月12日 (水)

犬のキモチを考える その2

一昨日犬同士の挨拶について書きました。

犬だって好き嫌いはあるのですから、すべての犬とうまくやれるとは限りません。

しかし、時折聞くのが、
「ウチの犬は大丈夫です。」
「ウチの犬は大きい犬でも大丈夫です。」
といった言葉です。


「大丈夫」というのは、おそらく相手がどんな犬でも、仲良くできますと言いたいのだと思いますが、ここに相手の犬のキモチは入っていません。


犬が苦手な犬もいます。
相手の性別によって態度が変わる犬もいます。
犬種によっては苦手なタイプもいます。
特に、黒い犬や短頭犬種、目がよく見えない(毛がかぶさっている)犬は相手の犬から警戒される場合があります。


こちら側が大丈夫でも、相手がダメなこともあるので、むやみによその犬に近づけて「お友達になりましょう」という行動を取る前に、自分の犬の様子や相手の犬をよく観察してから飼い主さんに声をかけてみましょう。


これは何十年か前に実際起こった話です。
とてもフレンドリーな小型犬がフリーの状態で公園を散歩していたとき、リード付きで散歩していた和犬に自分から近づき、警告されることなく噛まれて死亡したというものです。
これではお互いが不幸です。

自分の犬はもちろんのこと、相手の犬の状況を観察することも大事なことですね。

201809121


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