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2018年9月18日 (火)

ドッグトレーニング:好ましい行動を強化する

愛犬に日常生活でやってほしくない行動が出たとき、人はついつい「イケナイ」や「ダメ」を連発してしまうものです。

ただ、犬たちにとって、「イケナイ」や「ダメ」が何を指しているのかわからなければ行動が改善されることはありません。

よく言われる例がトイレトレーニングです。
トイレシーツ以外で排泄してしまったり、シーツからちょっとはみ出てしまった子犬に「ダメ」と言っても、その意味はなかなか伝わりづらいものです。

なぜなら、トイレの場所を認識していないレベルであれば、「ダメ」の意味は排泄行為に対して出された言葉と理解し、次に排泄するときは、叱られないように人の目に付かない場所で行われる可能性があります。

また、トイレの場所がわかっているのにできない場合は、トイレの場所が落ち着かない場所だったりという別の原因によることもあります。

我が家でも見習いが初めて来たとき、狭い部屋ではありますがトイレスペースを2ヵ所用意したところ、一方のトイレしか使おうとしませんでした。
人間側としては、片方は通り道でもあるので、慣れたらすぐ撤去しようと思っていたのですが、撤去しても同じ場所でするので、無駄だと思ってあきらめました。

もちろん成犬になってトイレの回数が減れば、一日中トイレシーツを敷いておく必要はないので、現在は常設トイレはありません。

いずれにしても、犬が理解しやすい方法で教えるのが早道です。

ダイニングテーブルの上にはいつも美味しそうなものがあって、いい香りが漂ってくるとわかっていれば、ついつい見たくなるのが犬心。
ついつい、テーブルに足をかけてしまう愛犬に、「それはやめてほしい」と伝えるときも、飛びついたとき、「ダメよ。」と言っても、また飛びつく可能性は大きいものです。

飛びつかないでいる時を褒めたり、飛びつく前に「オスワリ」をさせてご褒美を上げる方が、時間はかかっても成功します。
犬は飛びつかない方がいいことがあると学習することで、自分から率先して座るようになるからです。

もちろん、これが習慣になれば、毎回必ずおやつなどのご褒美が出る必要はなく、言葉で「いい子ねぇ。」と褒めるだけでも大丈夫です。
習慣になったあとでも、たまにおやつが出れば、さらにこの行動は身についていきます。


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飛びつかないといいことがあるかもしれないと、ちょっと感じたAさん。
これからは飼い主さんご家族の努力あるのみです。

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