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2018年9月11日 (火)

犬のキモチを考える

「犬に犬の友達は必要か。」

愛犬がほかの犬と一緒に楽しそうに走っている(遊んでいる)姿を見るのは飼い主としては楽しいものです。


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しかし、どの犬もみんな仲良くできるわけではありません。


愛犬に友達を作らせようと、無理矢理よその犬に近づける必要はありませんし、特にリードがつながっている状況での犬同士の挨拶は意外と難しいものです。


今回アシスタントの家族会キャンプに参加し、彼女は多くの親戚犬たちと一緒に過ごしました。
7歳を過ぎて、自分から遊びに誘うこともほとんどなくなったアシスタントですが、ほかの犬たちとも丁度良い距離感を持って接しています。
(実の姉犬とは子供のころやっていたような姉妹喧嘩を1回やりました(汗)。

一方の見習いは未去勢の若い雄犬ですので注意が必要です。
しかも見習いは親戚犬ではないので、ほかの犬たちはほぼ初対面の犬たちと言ってもいいでしょう。


そこで、ほかの犬たちが放れている場所に入るときはこちらもノーリードで入ります。
金網越しの双方の状況を確認してから一緒に入っていきます。

当然のことながら女の子に対してはウェルカムな見習いですが、道端で出逢う他の雄犬に対してはそうでない場合のほうがほとんどです。


しかし今回は飼い主同士が知り合いで、あらかかじめ見習いが未去勢であることも伝え、入ることをアナウンスして入っていきました。


見習いは自分からほかの犬の方に飛んでいくことはありませんが、しばらく時間を共有しているうちに、お互いをチェックするような行動に出始めました。

そんなときには、「喧嘩しちゃダメだからね。」とか「〇〇やったらダメよ~。」とネガティブなことは言わずに、「いい子でご挨拶してねぇ」と言いつつ、様子を見ながら2頭が近寄って2~3秒たつかたたないうちに見習いを呼び戻します。
犬同士の挨拶の3秒ルールとも言われています。


お互い斜に構えて近寄っていきながら、少し匂いを取っている間に呼び戻します。
なぜなら未去勢同士の初対面の挨拶は、最初から戦闘モードでなくても、いつ一触即発になるかわからないからです。
しかも、今回のキャンプでは女子もたくさんきています。
何が原因になるかはわかりません。

現に別の雄犬と挨拶を始めたときは、お互い何か言おうとしたので、間髪入れずに「来い!」で見習いを呼び戻しました。


その後見習いは雄犬君がそばを通っても、私の足元でフセて見ないようにしていました。
見ないことで言っちゃいけないことを言わないようにしていた見習いはそれなりに頭を使っていたようです。


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犬にも人間同様好き嫌いはあります。
友達を選んであげるのではなく、犬に選ばせることが大事です。
そのためには、余計ないざこざが起きないようにサポートすることも忘れてはいけませんね。


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一度でも本気の喧嘩をしてしまえば、この距離で一緒にいることはおそらく無理でしょう。
喧嘩しないでいることがいいことだと犬に伝えていくことも大事ですし、そのための環境設定も大事です。

適当な距離を取ることで、お互い気にならないでいられることが大事ですね。

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