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2018年8月10日 (金)

ドッグトレーニング:クールダウンは咀嚼の時間

犬に新しい行動を教える方法にシェーピングがあります。
犬の体を押したり引いたりするのでなく、トリーツ(おやつ)で誘導するのでもなく、犬が自発的にとる行動をマーク(クリッカーを鳴らして、あっていると伝える)しながら、目標の行動に導くものです。

例えば、台の上に前足を乗せる動きを教えようとするとき、犬が台に目を向けた時にクリックしてトリーツを出します。
前足と引っ張ったりはしません。

犬は「台」を特別なものかも知れないと、チラチラ見るようになり、その都度クリックがなります。
そのうち、見ているだけではクリッカーが鳴らなくなり、犬が鼻を付けて時にクリッカーが鳴ったり、足が触れた時にクリッカーが鳴ったりと、最終目標に向けて少しずつレベルをあげていきます。


このとき、こちら側の意図した動きが出来ないからと、延々とエラーを重ねさせていても犬は頭がいっぱいになって学習できなくなります。

出来ても出来なくても、2分程度の短い時間から始め、犬が意味を理解して学習がスムースになるまでは無理強いしないことです。

2分やったら一度休憩を入れて、また改めてやります。
短いセッションの合間に休憩を入れることで、犬は休憩の合間に学習したことを頭の中で整理していると言われています。

繰り返されたセッションの後には、犬と遊んだりしながらブレイクタイムをとります。

短い休憩も、セッションの間の長めの休憩も犬にとってはクールダウンと咀嚼の時間です。

何事もやりすぎは禁物ですね。


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学んだあとの犬の顔はイキイキしていますね。


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