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2018年8月28日 (火)

ドッグトレーニング:ヒールポジションの意識

服従訓練だけでなく、ドッグダンスにおいてもヒールポジションは基本です。
とくにドッグダンスのヒールポジションは左脚側だけではないので、様々なヒールポジションを犬たちに伝えていかなければいけません。

ハンドラーが動くと楽しそうに付いてきてくれることが目標ではありますが、いい加減なヒールポジションではいくら楽しそうでも得点にはつながりません。

特にポジションからポジションに移動し続けるドッグダンスでは、正確なポジションにいなければ、ポジションチェンジがされたかどうかも見た目にはわからないでしょう。
「その辺り」ではなく「そこ」にいて欲しいのがヒールポジションです。

正しいポジションを教える方法には、ターゲットとして手を使ったり、あるいはトリーツを使って誘導したりと幾つかの方法がありますが、ターゲットもトリーツも最終的には無くさなくてはいけません。

そのとき、犬が正しいポジションを自覚するためには、ある程度犬が理解し始めたら、ハンドラーがすぐに正解を与えてしまうのではなく、犬に正しいポジションを見つけてもらうことも必要です。

初めから正しいヒールポジションが理解出来るようになれば、ハンドラーが速度を変えようが、方向を変えようが、犬たちはポジションを維持しながら付いて来てくれます。

焦らず、ゆっくり伝えていきましょう。

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