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2018年8月29日 (水)

ドッグトレーニング:ハンドラーの動きにつられない

服従訓練(オビディエンスなど)では、常歩行進中の作業という課題があります。

どういうものかと言うと、ハンドラーと犬が一緒に歩いているとき、犬に停座や伏臥、立止などの作業のキューを出し、ハンドラーは犬を置いてそのままその場を離れるというものです。

「ウチの犬はオスワリやフセはちゃんと出来ます。」
というご家庭でも、この課題をやって頂くと、おおよそ犬はハンドラー(飼い主さん)につられて動いてしまい、その場で留まることができません。

なぜ出来ないかと言えば、犬はハンドラーに置いていかれないようにあわてて動いてしまうからです。
つまり、「オスワリ」や「フセ」はハンドラーが決まった姿勢でキューを出せばできても、ハンドラーが動いたり、歩いて立ち去ろうすると思わずつられてしまうのです。

それを防ぐためには、まず「オスワリ」と言われたら、解除されるまでその姿勢をその場で維持し続けるように伝えてあげることです。

犬を待たせてちょっと動いてみたり、
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犬の周りをゆっくり回ってみたり、
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様々なシチュエーションに慣らしてあげると、次第にきちんと待てるようになってきます。

焦らず、根気よく、続けましょう。
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