ドッグトレーニング:行動を変える
ご存知のように、犬は人間によって改良されてきたことで、同じ種でありながら、様々な犬種があり、「犬はどれも同じ」と十把一絡げに出来ない部分が沢山あります。
「犬は猫と違って人になつきやすい」と一般的に言われていたとしても、それは猫と比べた場合の話しで、個々の犬を見れば、どの犬もそうではないことは一目瞭然です。
愛玩犬と分類される犬種でさえ、個体によって人が苦手だったりします。
その違いは、子犬の頃に育った環境だったり、その後のトレーニングも含めた人との関わり方によって現れてきます。
「吠えやすい」と言われる犬種であっても、育て方によっては全く吠えない犬もいますし、ハーディングする犬種だから、動くものを追う習性があると言われているボーダーコリーでさえ、車やバイク、子供やネコなど、全く関心を示さない個体もいます。
つまり、元々持っているDNAであっても、接し方によってある程度までは行動を変えることができるのです。
日々動き回ったり飛び回ったりしている犬種であっても、クレートを小さ目にして、クレートの中では静かに寝ることや、フリーにしている時間でも、「オスワリ」や「マテ」を習慣にすることで、何も言わなければ部屋中を飛び回っていた犬が、落ち着くことを学習することもできます。
「じっとしていればいいことがある。」
「人に飛びつかなければいいことがある。」
そんなことを少しずつ教えてあげるだけでも、行動を変えることはできます。
環境設定をプランニングすることと、あきらめないことが肝心ですね。
足にまとわりついたり、かかとに咬みつくより、座った方がいいことがあると覚えた子犬は、「オスワリ」と言わなくても、自発的に座るようになりました。
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