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2018年8月12日 (日)

ドッグトレーニング:時には犬を信じて


陽性強化トレーニングでは、犬にご褒美としてトリーツ(おやつ)を使います。
目の前で見せて釣るのではなく、出来たことへのご褒美として出すのがリワード(報酬)ですが、実はなかなかはずせないのも現実です。

なぜはずせないのか。
トリーツが無いとハンドラーの言うことを聞いてくれないかもしれないという不安から、ハンドラーが犬にトリーツを渡してしまうからです。

トリーツを渡すとき、クリッカーによってマークしてから出すことで、犬にその行動があっていると伝えていくのですが、ある程度行動が身に付いたら、クリッカーにこだわらず、言葉で褒めたり、トリーツではなくおもちゃで遊んだりと、様々なバリエーションに移行していくことで、日常的に手元にクリッカーやトリーツが無くても犬に指示を出してやってもらうことができるようになるわけです。

そのためには、日常のトレーニングでも、トリーツを減らしていく練習は欠かせません。

そんなことを体験してもらうために、今日のレッスンでは、2分間トリーツを渡さず、褒める時は言葉をかけて褒めるという練習をしていただきました。


201808121

褒められると「おやつくれるんだよね。」というまなざしを向けられると、ついつい信念がゆらいでしまいそうになりますが、J君は最後まで集中を切らさず作業を続けてくれました。
最後は大好きなボール遊び。

トリーツは有効なツールですが、頼りすぎるとなかなかはずせません。
愛犬のレベルに合わせて、使い方を変えていきましょう。

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