ドッグトレーニング:なかなかうまくできない「マテ」
犬のトレーニングを始めると、「オスワリ」や「フセ」などの動作は簡単に教えられても、
「マテ」がなかなか出来ないというお話をよくききます。
実は昨日のラリオビ体験会でも、犬を待たせるエクセサイズで、動いてしまう犬がいました。
人が動けば犬もつられてしまうものです。
まずはじっとしている状態で、動かないでいることを褒めていきます。
動かないでいる時間も、最初から10秒と欲張らず、1秒、2秒と伸ばしていき、「待つ」という意味を犬に理解させれば、その後はスムースに進みます。
時間と距離を少しずつ伸ばしながら、成功体験を増やしていきましょう。
もちろん、最初は犬にとって刺激の少ない場所、例えば家の中から始めます。
家の中で待てるようになったら、玄関の外だったり、散歩の途中だったり、公園の片すみだったりと、少しずつ犬にとって気になるものを増やしていきます。
リードを結んでいれば「マテ」はいらないというのはちょっと違います。
リードが繋がれていても、スーパーの前で待たされている犬が、飼い主が戻るまでずっと吠え続けていると言うこともあります。
また、いつでもリードフックがあるとは限りません。
トイレの水道で水を汲んで戻るまで、動かないで待っている犬たち。
もちろん、この場所に犬が寄ってくれば動く可能性はあります。
水を入れながら声掛けしたり、周囲に気を配ることを忘れてはいけません。
当然人がそばを通るようなことがあればすぐ犬の傍に戻ることも必要です。
繋がれていない犬に対して脅威を抱く人がいるということも忘れてはいけませんね。
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