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2018年7月20日 (金)

ドッグトレーニング:拾い食いの誘惑に勝つために

散歩に出始めた子犬にとって、地面に落ちているものはとても気になるようです。
ただ、どの子も気になるわけではありません。
全く気にせず歩く子もいます。
だからと言って、好奇心が無いわけではありません。

他にもっと気になるものがあれば、地面を見ている暇もないので、気にしない犬もいます。
地面に近いから小型犬の方がと思われる方もいらっしゃいますが、犬のサイズとは関係なさそうです。


地面に落ちているもの、走り去るバイク、よその犬など、気にしないで欲しいものに対して「Leave it!(リーヴイット)」を教えることは有効ですが、一時的にハンドラーに集中力が戻っても、また別のものを見つければそちらに気が行ってしまう場合があります。

いわゆる「般化(ジェネラリゼ―ション)」によって、「この葉っぱがダメなら、あの葉っぱもダメ」と理解出来る犬と、「この葉っぱとあの葉っぱは別」と認識している犬がいるからです。

べつに、般化できないことが悪い訳ではありません。
いずれ、経験値があがることで、般化できるようになるからです。


では、般化が苦手な犬にはどうするのか。

その都度言っていくことも必要ですが、「またか。」というときにはちょっと別の方法もあります。
例えば、葉っぱを気にして足を止めてしまったら、飼い主が「じゃぁね」と先に行ってしまうことで、飼い主と葉っぱとどっちが大事か犬に考える時間をあげるののです。

普通のリードであれば、犬を引っ張って無理矢理呼び戻すことになってしまいますが、長めのリードを使うことで、犬に選択の時間を与えることができます。

ただし、ある程度成長して賢くなっていると、どうせ飼い主はどこにも行かないだろうと危機感を持たない犬もいますので、個体によって効果が無い場合もあります。

いずれにしても、周囲に危険の無い安全な場所でやってくださいね。


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お散歩デビューの初日からロングリードで自分で歩く練習をしてきた見習いですが、行って欲しくないときは「おいで~。」と言いながら逆方向に走り、付いて来たら褒めることを繰り返していくことで、拾い食いの防止と共に呼び戻しの練習も出来て一石二鳥でした。


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