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2018年7月14日 (土)

ドッグトレーニング:アイコンタクトには理由がある


人間同士の会話で、相手と視線があっていなかったり、返事が返ってこなかったりすると、ちゃんと聞いていたのか心配になることはありませんか?

相手が犬の場合、ある程度ハンドラー(飼い主)を気にしている犬は、視線があっていなくても耳だけ開けていてくれるので、こちらから出したキュー(指示)に素早く反応してくれますが、他に気を取られていたり、常態的にハンドラーに意識を向けていない犬は、何か言われてもやってくれないことの方が多いものです。

そんな時ハンドラーは何度も犬に言わなくてはならず、犬もそのうちやればいいぐらいに考えていることがよくあります。


相手の顔を見るアイコンタクトは、少なくとも相手に意識を向けているので、言われた言葉をきちんと聞いています。
聞いていてやるかやらないかは日常生活の習慣にもよりますが、言ったことはきちんとやってもらう習慣がついていれば、アイコンタクトが取れた方が指示に反応してくれる確率は格段と高くなります。

日常の散歩中、常にハンドラーの顔を見上げている必要はありませんが、時折こちらに意識を向けたり、ハンドラーが声をかけた時は聞く耳を持ってほしいものです。

人大好きなM君、街中の散歩では、気になるものが多いので、再度アイコンタクトの強化。
聞こえているM君は、アイコンタクトが取れていない時より反応も速く、ストレスも少ないです。


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