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2018年7月

2018年7月31日 (火)

8/5デイリートレーニングレッスン@駒沢開催予定

8月5日15:00-16:30 ドッグダンスのグループレッスンなどを行っている駒沢のDogLifeDesignさんで、今週末はデイリートレーニングレッスン開催します。

普段の生活でお困りのことありませんか?


・気づかないうちに飛びつきや二足歩行が多くなり、腰に負担がかからないか心配。

・お散歩中、全然言うことを聞いてくれない。

・室内トイレが覚えられない。


などなど、日常生活でお困りのことがあればアドバイスさせていただきます。

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2018年7月30日 (月)

ドッグトレーニング:景色が変わると犬も混乱する


特に周囲に刺激があるわけでもないのに、きちんとわかっているはずのキューに犬が反応しないのはなぜでしょう。

以前も書いていると思うのですが、愛犬に初めに「オスワリ」を教えるときは、愛犬と向い合せに立って、人差し指を立てながら(なぜか)、前かがみになって、「オスワリ」と言う方が多いようです。

いつもこのようなボディシグナルと一緒に「オスワリ」と言い続けていると、散歩の途中の信号待ちで犬と並んでいるとき「オスワリ」と言っても、その場ですぐ脚側停座出来る犬は少ないと思います。
周りこんで、飼い主の顔を正面に見ながら座ったり、あるいはどうしていいかわからないという様子を見せたりします。

つまり、「オスワリ」という腰を下ろす行為は、『飼い主さんが目の前で、人差し指を立てながら前かがみで言う』こととセットになっているので、違う景色だとわからないのです。

これはかなり初歩的な話ですが、先日しゃがんでいるときアシスタントに「ヒール」と言ったら、「えっ?」という顔をされました。
「え~っ?」それはこっちの台詞だ。と思いましたが、いつも立っている私の横で「ヒール」と言われている彼女にとって、しゃがんでいる私の脚側はどこかわからなかったのでしょうね。
イスに座って言ったところ、ちゃんとヒールポジションに入ってきました。

一方ダメもとで見習いに言ったら、彼はしゃがんでいてもヒールポジションに入ってきました。

それぞれ見ている景色が違うのでしょう。
犬って面白いですね。

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2018年7月29日 (日)

ドッグトレーニング:褒めるのは難しい

今日は駒沢のDogLifeDesignさんでドッグダンスのグループレッスンがありました。

参加のワンコさんたちは全くの未経験の子やオビディエンスをかじったことのあるコと様々。

オビディエンスの下地があると、キューに対する反応も速いので、ハンドラーも褒めるタイミングが掴みやすいのですが、トレーニングに慣れていないと、どこで褒めたらいいのかなかなかタイミングがうまくつかめません。
そこで私が代わりにクリッカーを鳴らして、そのタイミングで褒めて頂くことにしました。
しかし、褒め方も慣れていないとなかなか難しいようです。


特に日本人は西洋人と比べると、気持ちを表現するのは苦手な国民です。
また、そうしないことを『美徳』としている部分もあるので、さらに難しいのですが、犬相手の時は、西洋人になったつもりでトーンを高めにして声をかけてあげてください。
愛犬の尻尾がふわ~っとあがって、嬉しそうに振れるのを見ることができますよ。

お若いのに、どちらかというと落ち着いているB君。
飼い主さんとのヒールウォークも淡々と付いて歩いている感があったのですが、飼い主さんに歩調を合わせようとしたり、顔をあげてアイコンタクトを取ってくれた時は、黙っているより、テンションを少し高めにして褒めてあげると、途端に動きがよくなり、アイコンタクトの頻度もあがってきました。
ご褒美のおやつだけの力ではないと思いますよ~。

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自分は褒めているつもりでも、犬に伝わっていないこともよくあります。
犬の表情を見ながら褒めてみてくださいね。

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2018年7月28日 (土)

ドッグトレーニング:正しい姿勢を教える


愛犬にオスワリを教えたあとは、フセを教えたりするものですが、実はちゃんとしたフセになっていないことがよくあります。

どういう意味かというと、前足はちゃんとフセの形になっているのに、後ろ足がちゃんとたたまれていない場合があるのです。

下の写真をご覧ください。


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上の写真は後ろ足がちゃんとたたまれています。
下の写真は後ろ足が伸びきっています。いわゆる休めの姿勢です。

正しいフセの姿勢を教えても、犬は休めの姿勢を取ることがあります。
別にかまいません。
ただ、「フセ」と言われているのに、後ろ足が後方に伸びていたり、休めの姿勢になっている場合は、「フセ」の正しい位置を理解できていない可能性があります。


たかが「フセ」の姿勢かもしれませんが、将来的になにがしかの競技に出ようと思えば正しい姿勢を教えることは必須です。
なぜなら、「フセ」からの「オスワリ」や「フセ」からの「タッテ(立止)」などは後ろ足を崩していると出来ないからです。


子犬の頃は体も出来ていないので、無理をする必要はありませんが、6~7ヵ月以降は少しずつ正しい姿勢を教えていってあげましょう。

きちんと教えてあると、足を崩したときに「フセ」ともう一度言われれば、後肢をたたむことも可能です。


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2018年7月27日 (金)

ドッグトレーニング:「マテ」の意味を教える

今日は相模原のわんのわさんでプライベートレッスンでした。

飼い主さんとのコミュニケーションが次第に上手に取れるようになり、自分から飼い主さんのことを気にしてくれるようになったLさん。

飼い主さんとの作業を楽しそうにこなしていきますが、「オスワリ」「マテ」がなかなか出来ませんでした。
自分の傍から離れていこうとする飼い主さんにどうしてもつられてしまうのです。
離れたくない気持ちはよくわかりますが、一人でじっとしていることも理解して欲しいので、根気よく「マテ」の練習をしてきました。

そこで、今日は「フセ」「マテ」の練習。
「フセ」の方が「オスワリ」より動きづらいこともあり、なんと今日は「フセ」をしているLさんの周りを一周回ることができました。

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少しでも動かなかったら、クリッカーを鳴らしてトリーツをあげます。

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飼い主さんが少し動いてみて、Lさんが動かなかったらまたクリッカーを鳴らしてトリーツ。
飼い主さんが動くときは、声をかけてあげると不安が減るので、「マテ、おりこうね。」などと言ってあげるといいでしょう。


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少し「マテ」の意味がわかってきたかな。
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2018年7月26日 (木)

愛犬の全力で走る姿を見たことありますか?

日々河川敷や危なくないグラウンドコンディションのドッグランがホームグラウンドであれば、おそらく走る愛犬を見る機会があると思いますが、ご近所を歩いて散歩しているだけの犬たちに思い切り走る機会はほとんどないと言っても過言ではないのではないでしょうか。

普段から運動していない体に急な負荷をかければ不具合が起こる可能性はゼロではありません。
日常的に適度な運動をしていることも大切です。しかし、都市部に暮らす犬たちになかなかそのような環境は望めないことも事実です。

公園などのお散歩でフレキシブルリードを使って自由に愛犬を歩かせている姿を見かけます。
だからと言って犬が自由に走るわけではありません。
(注:フレキシブルリードで犬を走らせるのは危険ですのでご注意ください)。

何かを追いかけたり、あるいは追いかけさせようとして走りだしたり、犬が走るにはそれなりに理由があります。
しかし日常的に走る習慣がなければ、たとえ飼い主に呼ばれても喜んで走ってくるとは限らないでしょう。


愛犬を呼び戻すとき、どんなふうにしていますか?

その場で立ったまま名前を呼んでいますか?
腰を落として手を振りながら呼んでいますか?
呼びながら走っていますか?

愛犬と一緒に走ってみませんか?

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2018年7月25日 (水)

ドッグダンス:体を慣らす

ドッグダンスで犬に新しい行動を教える時、当然のことながら犬は初めての動きなので、最初からスムースに動けるわけではありません。


例えば「バックステップ(後退)」。
元々犬は前足に続いて後ろ足を動かしながら前進する動物です。
たまに、「遊ぼう♪」というポーズ(フセをしながらお尻をあげる)をしながら後ろに下がったりしますが、意識的に犬がバック(後退)することはほとんどありません。

そこで犬が後ろ足から下がりやすい環境を作り、犬が後ろに下がる動きを引き出しながら体を慣らしてあげることからバックステップは教えていきます。


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※場合によっては、曲がってしまわないように片側に壁のような障害を置いて練習することで、曲がらずまっすぐ下がる足の使い方を犬が覚えてくれるようになります。

上手に下がれるようになれば、真っ直ぐに下がったり、あるいはアンドラ―の体の周りをバックで周ったりすることができるようになりますが、すべては、犬が意識的に後ろ足を後方に下げた一歩から始まります。

一歩下がれれば二歩下がれるようになり、慣れれば三歩四歩と距離が伸びていきます。

スピン(回転)の動きも同じで、何も教えていないのにその場でクルクル回る小型犬もいますが、普通は犬が勝手にその場で一回転することなどありません。

そこで、手にトリーツを持ったり、ハンドターゲットを使ったりしながら、犬が一回転するように誘導して、体に新しい動きを教えていくことから始めます。

慣れない動きは人間でもうまくできないものです。

焦らず、根気よく続けてあげることで、言葉のキューを聞いただけでも自分から後ろに下がったり、スピンしてくれるようになります。

初めの一歩を大きすぎず、誘導の手は速すぎず、犬に伝えやすい方法をみつけて、体を慣らすことから始めてあげましょう。

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2018年7月24日 (火)

愛犬に求めるものは様々でも


犬と暮らし始めるとライフスタイルは一変します。
そして、犬の世界が広がり、犬友も増え、犬に対する考え方も変わってくるでしょう。
愛犬と一緒にやりたいことが増えたり、世界が広がっていきます。
初めての犬であれば犬について多くのことを学ぶことにもなります。

そして愛犬との関係をどういうものにしたいのかということも次第にはっきり見えてくるでしょう。

愛犬との暮らしは、飼い主と愛犬の数だけあって、みんな同じではありません。
愛犬とドッグスポーツを楽しむひと。
競技で高みを狙うひと。
一緒に旅行を楽しむひと。
日々一緒にいるだけで十分なひと。

いずれにしても、飼い主と犬がストレスを軽減しながら一緒に暮らしていけるといいと思います。
そのためには、愛犬が人間社会で共存するために必要なことを教えることは飼い主の義務と言ってもいいでしょう。
どんな素性の犬であっても、最低限のマナーはお互いだけでなく、周囲の犬や人のストレス軽減に役立つはずです。


人間も犬もついつい環境に慣れてしまいます。
いい環境に慣れるのは望ましいことですが、環境が悪化していることに気づかないこともあります。

時々見直してみるのも必要かもしれませんよ。

刺激的な環境に順応できずに興奮してしまった見習い。
まだまだマナーがいまひとつですね。
自戒の念をこめて。

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2018年7月23日 (月)

わんのわグループレッスン@相模原

今日は月に一度のわんのわさんでのグループレッスン。
午前中はベーシックオビディエンス、午後からはドッグダンスとラリーオビディエンスでした。

ラリーオビディエンスではレベル2の課題練習。

WCRL規定のラリーオビディエンスはレベル1を3回クォリファイしないとレベル2にあがれませんでしたが、2018年度の規定から下位のクラスをクォリファイしていなくても、上位のクラスにエントリー出来ることになりました。

また、レベル1にエントリーしていても、ボーナスサインはレベル2から出題されるので、レベル2のエクセサイズの練習も必要です。

レベル1はリード付の競技なので、遠隔作業はありませんから、レベル2のエクセサイズの中で遠隔を除いた作業からボーナスエクセサイズが選択されます。

そこで今日は以下のエクセサイズ動きを練習することにしました。


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このエクセサイズは『ハンドラーと犬が移動中、ハンドラーが犬に立止のキューを出し、犬はキューを聞いたらその場で立止し、ハンドラーは止まることなく犬の周りを反時計回りに一周し、ヒールポジションで立ち止まることなく犬にヒールのキューを出し、一緒に前進する』というものです。

このエクセサイズのポイントは、犬がハンドラーが動いても立止のまま動かないことです。

しかし、犬はハンドラーが動き続けると釣られて動いてしまったり、犬自身が止まっていると勝手に座ったりしてしまいます。
座ることが強化されている犬にとって、座るたびに「ダメ」などと言われると混乱することがあるので、座ろうとしたら、優しく「立って」と誘導しながら「立止」を教えていくと、立っていることを覚えてくれます。

まず、歩いているときに犬を立止させる練習から始め、その後ハンドラーが動いても犬が動かない練習をします。

「立止でのマテ」は日常ではあまり使わないので、繰り返し練習しましょう。


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2018年7月22日 (日)

トリックレッスン@駒沢DogLifeDesign

今日のトリックレッスン、お題は「お手、お代わり」と「Sit up(チン)」

「お手、お代わり」はワン芸の定番とも言えますが、JKCの訓練競技会の自由選択科目にも入っていて、『・・指示により指導手は犬と対面し、指示により犬にお手を命じ、犬の片方の手を軽く握り、指示によりもう一方の手を軽く握った後、指示により手を離し、指導手は直立し節度をつけ、指示により脚側停座させて終わる。指導手が差し出す手は、片手のみとする。(指導手が犬の手をとりにいくような誘導的態度は減点となる)』と規定に記載されています。


参加犬のN君は片手の理解は出来たものの、もう一方との弁別やタイミング等々、完全にマスター出来ていないとのことでしたので、まず片方の手をあげることと言葉のキューのリンク付けをしたあと、ハンドラーが立った状態でもきちんと出来るように練習し、その後もう一方の手をあげる動きの強化と言葉とのリンク付けを行いました。


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手のあげ方も大分慣れ、キューへの反応も早くなりましたが、まだまだ時折混乱するので、ゆっくり言葉の意味を理解させてあげる練習を繰り返す必要があります。

犬を混乱させないためにはクリッカーのタイミングとても重要です。
人間も焦らないことが大事ですね。

Kさんは今回初のSit upに挑戦。
まずは誘導しながら、体の動かし方を犬に伝えていきます。

アシスタントのニコルは筋力不足で、自立できるまで大変時間がかかりましたが、Kさんはスクワッドが出来そうなくらい下半身が安定しています。


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完成まではそんなに時間もかからないでしょう。

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2018年7月21日 (土)

犬の経験値はからなず増えています。

子犬は成長と共に多くのことを学んでいきます。
良い事だけでなく、人間にとって困ることも学びますが、学べる環境を整えていくことで、何もしないで放っておくより確実に多くのことを学んでくれるものです。

環境を整えるという部分はなかなか難しいものですが、簡単に言えば、犬が失敗しにくい環境づくりをしていくことで、問題となる芽を出さなくすることもできます。

例えば家の中での盗み食いや悪戯による誤飲などは、犬の口や手が届くところに危険なものを置かないことで防止することができます。

ゴミ箱をひっくり返すたびに犬を叱っていても、犬にその意味はなかなか伝わらないでしょう。
なぜならゴミ箱の中には、覗きこみたくなるような誘惑の香りが沢山しているからです。

学びやすい環境を作るのは家の中だけではありません。
外で飼い主の言葉に耳を傾けられるようにするのも環境設定のひとつです。

誘惑が少ない場所で、出来ることを増やし、少しずつ誘惑が増えても飼い主の声を聞く習慣を身につけさせてあげれば、犬の成功体験は増えていきます。

もうすぐ1歳のKさんは、おうちの中での集中力はかなり高く、トレーニングの持続時間も伸びていますが、他の犬も参加する練習会などでは気を散らしてしまい、なかなか集中できませんでした。

それでも、集中できる時間を少しずつ増やしていくことで周囲に犬がいても大分集中が持続できるようになってきました。


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Kさんの誘いに乗らない、いい先輩たちが周りにいることも大事な環境設定のひとつです。


1度や2度の練習でお利口さんになるわけではありませんが、日々の積み重ねで、犬たちが確実に学習していることを実感できます。

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2018年7月20日 (金)

ドッグトレーニング:拾い食いの誘惑に勝つために

散歩に出始めた子犬にとって、地面に落ちているものはとても気になるようです。
ただ、どの子も気になるわけではありません。
全く気にせず歩く子もいます。
だからと言って、好奇心が無いわけではありません。

他にもっと気になるものがあれば、地面を見ている暇もないので、気にしない犬もいます。
地面に近いから小型犬の方がと思われる方もいらっしゃいますが、犬のサイズとは関係なさそうです。


地面に落ちているもの、走り去るバイク、よその犬など、気にしないで欲しいものに対して「Leave it!(リーヴイット)」を教えることは有効ですが、一時的にハンドラーに集中力が戻っても、また別のものを見つければそちらに気が行ってしまう場合があります。

いわゆる「般化(ジェネラリゼ―ション)」によって、「この葉っぱがダメなら、あの葉っぱもダメ」と理解出来る犬と、「この葉っぱとあの葉っぱは別」と認識している犬がいるからです。

べつに、般化できないことが悪い訳ではありません。
いずれ、経験値があがることで、般化できるようになるからです。


では、般化が苦手な犬にはどうするのか。

その都度言っていくことも必要ですが、「またか。」というときにはちょっと別の方法もあります。
例えば、葉っぱを気にして足を止めてしまったら、飼い主が「じゃぁね」と先に行ってしまうことで、飼い主と葉っぱとどっちが大事か犬に考える時間をあげるののです。

普通のリードであれば、犬を引っ張って無理矢理呼び戻すことになってしまいますが、長めのリードを使うことで、犬に選択の時間を与えることができます。

ただし、ある程度成長して賢くなっていると、どうせ飼い主はどこにも行かないだろうと危機感を持たない犬もいますので、個体によって効果が無い場合もあります。

いずれにしても、周囲に危険の無い安全な場所でやってくださいね。


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お散歩デビューの初日からロングリードで自分で歩く練習をしてきた見習いですが、行って欲しくないときは「おいで~。」と言いながら逆方向に走り、付いて来たら褒めることを繰り返していくことで、拾い食いの防止と共に呼び戻しの練習も出来て一石二鳥でした。


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2018年7月19日 (木)

ドッグトレーニング:苦手を得意にする


オビディエンス競技には左脚側時の後退があります。
ドッグダンスでは、前進するだけでなく、後退やサイドステップを使うので、ハンドラーとして私はバックステップ自体にあまり苦手意識を持っていません。
実際我が家の犬たちもバックステップやサイドステップは出来ます。
しかし、出来るのと得意なのとは違います。


見習いと脚側の練習をしていると、前進しているときは問題ないのですが、後退やサイドステップになると不安そうにカーミングシグナルや鼻鳴きが出る時があります。

そんなとき、「ちゃんと出来てるよ。」と声をかけてもやっぱり自信なさそうにしています。

きちんとヒールポジションが理解出来ているのに、自信だけがない見習い。
遠隔時にはおもいきり走って行くし、招呼でも必死で走って来るのに、細かい作業に対しては自信がない見習い。

そこでちょっとステップを下げて、一歩下がるたびにクリック&トリーツしていたら、なんと鼻鳴きせずに一歩ずつ下がりはじめました。

新しいことを教えるときは強化(正解だと褒める)の頻度を増やすことが欠かせません。
出来ると過信していると、ついつい見過ごしがちなる犬の気持ち。
「なんとか出来る」のではなく、「自信を持って出来る」ようにしてあげることも大事ですね。


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2018年7月18日 (水)

ドッグトレーニング:ヒールポジションの理解

愛犬と様々なドッグスポーツを行う上で犬がハンドラーの横を付いて歩くヒールウォークはとても重要です。
リードが付いていようといまいと、パートナー(愛犬)がハンドラー(飼い主)から離れてしまっては思うような作業は出来ません。
特に服従訓練(オビディエンス)やドッグダンスにおけるヒールウォークは確固たるヒールポジションを維持していなければ評価されません。

そんなヒールポジションを犬に理解させるにはどうしたらいいでしょう。


犬は飼い主が歩きはじめると付いて来ます。
特に子犬は飼い主が動けば楽しそうに付いて来るものです。

そこを褒めていくと犬は飼い主に付いて来やすくなりますが、ヒールポジションとはちょっと違います。
そこで、正確なヒールポジションを犬に教えるためには、まず止まった状態でのヒールポジションがどこなのかを丁寧に教えてあげることから始めます。


正しい位置が理解出来ると、離れた場所から呼び寄せたとき、飼い主の傍ではなく飼い主のヒールポジションに入ってくることができるようになります。

そこで一歩を踏み出し、ヒールポジションの維持を教えていきます。


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ヒールポジションの意味が分かれば、ハンドラーが前に進もうが後ろに下がろうが、はたまた横に動こうがパートナーはポジションを維持したまま移動し続けることができるようになります。

ちょっとずれても、犬が自分で修正し始めたら、少しポジションの意味が理解出来始めた証です。
正確なポジションを理解するまでは、頻繁に褒めて強化の頻度をあげることがポイントです。
あきらめずに地道に教えてあげましょう。

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2018年7月17日 (火)

やめられない犬

犬たちにとって楽しいことは子供と同様やめられない時があります。
まぁ、子供でなくても、大人でもやめるには自制心が必要ですから、やめさせるのは意外と大変です。


特に犬たちが体を動かしているときはなかなか止まらないものです。

例えば、

● ディスク追いに夢中になっている犬


● 泳ぎに夢中になっている犬


● 犬同士で遊んでいる犬



どれも、なかなかやめられません。

中には、そろそろ疲れたからと休憩を取れる犬もいますが、ボーダーコリーのように、何かに夢中になるとやめられなくなる犬もいます。

初代のボーダーコリーはディスクフェチだったので、ディスクの練習を始めると絶対やめようとせず、ある日腰を抜かしてしまったことがありました。
もう20年近く前のことです。

関連記事↓
https://www.facebook.com/notes/jun-chris-mitsui/%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%82%B3%E3%83%AA%E3%83%BC%E8%99%9A%E8%84%B1-border-collie-collapsebcc/1121374571288642/

ボーダーコリーは死ぬまで走り続ける(仕事をする)犬だとよく冗談まがいにいいますが、実際このタイプの犬たちは楽しいことに手を抜く気はなさそうです。


今回たまたま見習いが生徒さんと楽しく遊ばせてもらいましたが、涼しい室内でのワンプロとは言え、どちらも「休もう」とは言いださないので、強制的に休憩を取らせました。

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川遊びなどもそうですが、犬任せにしておくと大事に至ることもあるので、気を付けることが必要です。

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昨年湖に遊びに行ったとき、見習いは呼ばないと水から上がって来ようとしないので、強制休憩を入れました。


夏場は、熱中症、水中毒、低体温症など、様々な危険が犬の周りにあるので、いつも以上に気を付けたいものですね。

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2018年7月16日 (月)

犬だって楽な方を選ぶ


犬に「フセ」や「オスワリ」をきちんと教えたのに、気が付くと腰を崩して座っていたり伏せていることはありませんか?

人間も座っているときつい姿勢が悪くなったりするのと同じで、犬も気を抜くと楽な姿勢を取ったりするものです。

以前レッスンに来ていた柴犬くん、おうちでテレビを見ているときにソファの背もたれに寄りかかって横座りをしていることが多いそうで、オスワリをしてもらうと、すぐ腰を崩してしまいます。
楽な座り方に慣れてしまった柴犬くん、きちんと座る練習を再開したら、腰を崩さなくなりました。

さて、オビディエンスの競技でも「オスワリ」や「フセ」、「立って」などの姿勢変更が課目にありますが、当然腰を崩してはいけません。
さらに、姿勢変更をしているときにズルズルと前や横に動いてしまうのもNGです。

離れた犬に姿勢変更のキューを出すと、犬は飼い主の方に近づこうと少しずつ前に出てしまいます。そこで前に出ないよう、その場で姿勢変更するように教えていきますが、気持ちの問題だけでなく、姿勢変更の方法によっても、自然に動いてしまうことがあるので修正が必要になってきます。

どういうことかというと、立っている犬にフセをさせるとき、犬が後ろ足の位置を変えずに伏せようとすると、前足少し前に出てしまいます。そのフセの状態からオスワリをさせるとき、今度は前足を動かさないで座ろうとすればさらに前に出ます。

しかし、前足か後ろ足のどちらかだけを基軸(基準)にして姿勢変更を行うと、同じ場所から動くことなく姿勢を変えることができるのです。

ところが、この基軸を変えないで姿勢を変更するというのは犬が無意識に出来るものではないので、姿勢変更の方法を犬に教えることが必要になります。

それでも、犬は楽な方を選ぶ確率が高いので、日々の習慣にすることが大事です。

オビディエンスに挑戦中の見習い、課目に姿勢変更が入っているため、その場から動かない練習をしていますが、後ろ足基軸で教えているため、立止からフセをするときにはお尻を下げなければいけませんが、ちょっと気を抜くと前にずるっ。

そこでどれくらい動くのかコーンを周りに置いて検証しながら練習を続けたところ、大分コーンを飛ばさなくなりました。

しかし、これが本番でも発揮できるとは限らないので、日々の練習は欠かせません。
無理ではなく、意識的にでもなく、無意識に習慣になってくれるといいのですが。


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2018年7月15日 (日)

悪戯好きは勉強好き?

犬は悪戯をするものです。
というか、悪戯というのは人間側の言い分であって、犬にとっては遊んでいるだけです。
つまり好奇心旺盛な犬ほど、遊びも多岐に渡りますし、退屈すれば自分で遊びを創りだしてしまうでしょう。

となると、むげに悪戯を取り上げてしまうのは大事な好奇心の目をつんでしまいそうで気が引けますよね。
しかし、悪戯には多くの危険性をはらんでいるので、知らん顔は出来ません。

では、好奇心を失くさせないで、愛犬に安全に悪戯をさせるにはどうしたらいいでしょう。

悪戯をさせないのではなく、代わりになるおもちゃや遊びを与えることで、好奇心を満足させてあげてはどうでしょう。


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そして、最良の遊び相手は物ではなく飼い主だと思ってくれれば、飼い主との二人三脚で様々なドッグスポーツも含め、楽しい時間を一緒に過ごすことができるはずです。


小さい頃から何の問題もなかった愛犬は、それはそれで楽なのかもしれませんが、好奇心旺盛な犬ほど、学習意欲が高い可能性があります。


ふつーに悪戯をしていたアシスタント。
特に好奇心が旺盛なわけではありませんが、とりあえず、何かやろうと声をかけるとその気になってくれます。


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ずっと好奇心を持ち続けて欲しいものです。

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2018年7月14日 (土)

ドッグトレーニング:アイコンタクトには理由がある


人間同士の会話で、相手と視線があっていなかったり、返事が返ってこなかったりすると、ちゃんと聞いていたのか心配になることはありませんか?

相手が犬の場合、ある程度ハンドラー(飼い主)を気にしている犬は、視線があっていなくても耳だけ開けていてくれるので、こちらから出したキュー(指示)に素早く反応してくれますが、他に気を取られていたり、常態的にハンドラーに意識を向けていない犬は、何か言われてもやってくれないことの方が多いものです。

そんな時ハンドラーは何度も犬に言わなくてはならず、犬もそのうちやればいいぐらいに考えていることがよくあります。


相手の顔を見るアイコンタクトは、少なくとも相手に意識を向けているので、言われた言葉をきちんと聞いています。
聞いていてやるかやらないかは日常生活の習慣にもよりますが、言ったことはきちんとやってもらう習慣がついていれば、アイコンタクトが取れた方が指示に反応してくれる確率は格段と高くなります。

日常の散歩中、常にハンドラーの顔を見上げている必要はありませんが、時折こちらに意識を向けたり、ハンドラーが声をかけた時は聞く耳を持ってほしいものです。

人大好きなM君、街中の散歩では、気になるものが多いので、再度アイコンタクトの強化。
聞こえているM君は、アイコンタクトが取れていない時より反応も速く、ストレスも少ないです。


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2018年7月13日 (金)

トリックレッスン:意外と難しいお手お代わり

小さい子供は犬を見ると、「お手できる?」と必ずといっていいほど聞いてきますが、それほど犬のトリックと言えば定番の「お手、お代わり」。
つまり、出来て当たり前ぐらい難度は低そうに見えますが、この「お手、お代わり」をきちんと教えると、ドッグダンスではかなり強い味方になってくれます。

きちんと教えるということはどういうことでしょうか。
それは、「お手」と言われたら、あらかじめ決まった側の前足を持ち上げることができることです。

言葉のキューは別になんでもいいのですが、「お手」も「お代わり」も左右適当に前足をあげていたり、あるいは目の前に誰かが手を見せてくれないと前足をだしてくれないとか、オスワリをしていないと出来ないというのは「きちんと」教えていないことになります。

犬の姿勢がどうであっても、目の前にハンドラー(人)が手を出していようがいまいが、キューを出されたら、決まった前足を持ち上げられればきちんと犬が理解していることになります。


そのために、オスワリしているときの練習や立っているときの練習、人が前にいるときや犬と並んでいるときなど、さまざまなシチュエーションで練習を繰り返すことで、犬は正しく言葉の意味を理解できるようになるわけです。

「お手」と「お代わり」セットで理解していたLくんですが、少しずつ左右の違いが分かってくるようになり、立った状態でも前足が上がるようになりました。


201807131


今回はフセをしているときにも前足をあげられるように練習を始めました。

フセの状態でも前足があがると、こんなトリックも出来るようになります。


201807132


これは左右の前足をクロスするトリックです。
左右それぞれの動きに別のキューを付けてあげると、そんなことも出来るようになります。


暑くてなかなかお散歩や運動がままならないこの季節は、家の中でこんなトリック練習も楽しいですね。

7月22日は駒沢のDogLifeDesignさんでトリックレッスン開催します。

詳細・お申し込みはDogLifeDesignさんで。


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2018年7月12日 (木)

ドッグトレーニング:左脚側の弊害

ドッグトレーニングでは通常犬はハンドラーの左側にいます。
どの競技会でも、犬は左脚側を維持することが基本動作にあります。

停座(オスワリ)や伏臥(フセ)も遠隔作業でなければ左脚側で行われ、右脚側では行いません。

一方ドッグダンスでは脚側(ヒールポジション)は左右のみならず、両足の間や足の前、後ろなど様々です。
つまり、犬とハンドラーとの位置関係はそれぞれ異なるため、ハンドラーを見上げる犬の体づかいにもバリエーションが出ます。

とはいっても、日常は左脚側で歩く人が多いことも事実です。
すると、どうしても体の使い方が片側に傾き、体重ののせ方や首の曲げ方なども癖になっていることが多いものです。

元々体が柔らかいアシスタント、ぴったり私の足にくっつくほどではないにも限らず、斜に構えて私を見上げる傾向があり、フロントポジションも歪みがちです。


201807121


ラリーオビディエンスでは、フロントポジションでの停座が課題によく出るのですが、顔をまっすぐあげて私を見ようとすると、お尻が少し曲がったりします。
おそらく左脚側時で私を見上げる動きに関連していると思われます。

左脚側を日常的に使っているからといって、すべての犬がそうなるわけではありませんが、右側に顔をあげる癖がつきすぎると、こんな弊害が出る可能性もあります。


何事も左右バランスよく使うことが大事ですね。

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2018年7月11日 (水)

ドッグトレーニング:ハードルは少しずつあげる

出来る場所で出来ることを少しずつ増やして成功体験をさせながら経験値を増やすことが、犬たちにとって自信を付けることにもつながります。
失敗から学ぶのは人間で、犬ではありません。

ということで、今日のプライベートレッスンでは、慣れた敷地内での呼び戻しと、集中力アップの練習を行いました。

当然何もなければすぐ戻れるレベルですから、よく知った見習いをディストラクションに使い、お互いが遊びモードに入る前に呼び戻します。

本来ならばご褒美は犬同士の遊びでもいいのですが、今回は大きさの差もあるので、戻ったご褒美はトリーツにしました。

その後ディストラクションが近くにいてもハンドラーに集中する練習を行いました。


201807111

見習いは「マテ」と言われているので、勝手に動くことは出来ません。
しかし、見ることはかまいません。

自分の目で相手を見て、見習いは動かないことを選択し、Kさんはハンドラーと歩くことを選択すればいいのです。


お互いがディストラクションになっての勉強でした。


201807112


相手の犬がいても気にしない練習は、ディストラクションとなる犬がコントロールできないと刺激が強すぎて呼び戻せなくなる可能性があります。

刺激のレベルは犬の状況(レベル)に合せて設定しましょう。


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2018年7月10日 (火)

ドッグトレーニング:トイレトレーニングは出来るようになるのか

子犬から迎えた犬であっても、トイレトレーニングを行っていなければ、決まった場所でのトイレや、タイミングに合わせた声掛けでトイレをしてくれるようにはなりません。

そもそも「トイレトレーニング」自体に否定的な考え方を持っている人はおそらくトイレトレーニングなどしないかもしれません。
「犬なんだから、好きな時に、好きな場所でトイレをすればいいんだよ。」とおおらかな考えを持っている場合、ご自宅内であれば自由にルールを決めればいいのですが、一緒に旅行に行こうと考えたり、お友達の家に遊びに行くような場合、トイレを済ませてから屋内(施設)に入ったほうが安全だと思うのではないでしょうか。
それこそ犬ですから、屋内外問わずトイレに行きたくなくなるでしょうし、よその犬の排泄の匂いを嗅いで催したとしても、普段から自由にしていいというルールが家にあれば、おそらく好きな場所で排泄するでしょう。

施設によっては、「マナーベルト着用」と義務付けられているところもありますし、よそのお宅で粗相をしてしまったとき、「大丈夫ですよ。」と言ってくれたとしても、それはちっとも大丈夫ではないはずです。なぜなら自分の犬までその場所で排泄する可能性が高くなるからです。

「コントロール」という言葉に嫌悪感を感じる方は多いと思いますが、愛犬がのべつまくなしにトイレをしてしまう犬だったらちょっと困りませんか?
特にオス犬の場合、家中の壁にマーキングされてニコニコ笑っていられる人はあまりいないのではないでしょうか。
「コントロール」とは、犬に無理矢理トイレを我慢させることではありません。
犬が排泄するタイミングを見はからって、排泄のキューと排泄行動を関連付けて促してあげることです。

※排泄を促すときは、周囲の状況を前もって確認することも大切です。
安全な場所でなければ、犬も排泄しようと思いません。


さっき済ませたばかりであっても、屋内施設に入ってしばらくしたら、一度外に連れ出してトイレを促してみるとか、これから競技のリングに入るからその前に済ませておこうとか、よそのお宅の門や花壇だったら、そこでトイレをするのは遠慮しようとこちら側から提案することです。
しかし、もし排泄を意味する言葉と排泄行動が関連づいていなければ提案することは出来ません。
この関連付けがトイレトレーニングのベースになっているのです。

関連付けは年齢を重ねても行えます。
もし今まで一度もトイレトレーニングをしたことが無ければ、是非散歩中愛犬が排泄しているとき、さりげなく「トイレ」や「ワンツー」などの声掛けを続けてみてください。
ある日こちらが先に「トイレは?」と言えば、いつもの場所でなくてもトイレを済ませてくれるかもしれません。

ちなみに先代のボーダー親子3頭は、一時的な仮住まいで庭のトイレ出しが出来なくなり、急きょバスルームにトイレシーツを敷いて屋内トイレに変更しましたが、母犬は当日、子供たちも翌日には排泄のキューでバスルームでも済ませてくれるようになりました。なぜなら、庭のトイレや散歩中のトイレでも、日ごろからトイレのキューを口に出して言っていたからです。


201807101
13年前のニキーさん


あきらめず、根気よく言うのがポイントです。

ちなみに、老犬になって階下に下りることが難しくなってからは、寝室にトイレシーツを敷いてもトイレのキューを聞けば排泄してくれたので、夜中にトイレに行きたくなっても、介護側も寝ぼけて階段から落ちる心配が無くなりました。

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2018年7月 9日 (月)

ドッグトレーニング:あらゆる状況を想定する。

犬と外に出ればどんなことがあるかわかりません。

散歩の途中で、すれ違いざまによその犬に吠えかかられたり、旅先の宿で見知らぬ犬に咬みつかれそうになったり、よその犬が急に走って近寄ってきたり。

どんな時でも、「お互いリードが付いているから安全」と相手任せにしてはいけません。
相手の飼い主さんが自分の犬をコントロールできるとは限らないからです。
中には、端からコントロールする気が無く、犬を近寄らせる人もいます。

そんな時でも、自分の犬に伏せて待つや座って待つなど、よその犬を相手にしないことを教えておくことはとても大事なことではないでしょうか。


わが家の場合は、落ちている気になるものや向こうから歩いてくる犬など、いちいち反応しないでほしい時には「Leave it(放っておいて)」を使っています。
もちろん、状況に合せて早めに言うことが必要なときもあります。
目の前で刺激がマックスになってからでは飼い主の声が聞こえなくなる可能性が高いからです。


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たまたま近くに呼び戻しが効かない犬が来たときでも、自分の犬をコントロールすることで、大事に至ることを避けることもできます。


もちろん、時間があるときは危険回避のために、愛犬とさっさと逃げることも必要ですが、逃げられない時は「マテ」をさせることも有効です。


201807092


J君は慣れた場所でなくても、大分落ち着いて待てるようになりました。


この日は近くでテニスやサッカーなど、J君にとって大きな誘惑がありましたが、それでも飼い主さんの早めの声掛けなどで興奮を避けることもできました。

日々確実に成長する犬たちです。


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2018年7月 8日 (日)

FCIオビディエンス:方向変換を伴う持来 クラス3

先月の記事で、見習いがダンベルの刺激に負けて、目の前のマーカーが見えなくなるという話を書きました。


その後、マーカーに対する意識付けの強化と、マーカーの先にダンベルがある中でのマーカーへの意識付け強化を続けた結果、ようやくダンベルが置いてあっても、目の前のマーカーに少し集中できるようになりました。


しかし、ダンベルを取りに行くことを予測してしまうので、マーカーだけの時はまっすぐこちらを向いて立止が出来ていたのに、ダンベルを置くと多少斜めになったり、余計なことをしたりしているのが動画からもわかります。

今後はこの精度を上げていくことが課題です。

「これでだめならあれをやってみよう。それでもだめならこれか。」
そんなことを考えながらやるドッグトレーニングはとても創造的でおもしろいものです。
「これをやれば100%うまくいく。」とは限らないのがドッグトレーニングです。
なぜなら犬にも個性があり、個体差があるからです。

春のオビディエンスセミナーで某大先生がおっしゃっていました。
「今はこの方法が一番だと思ってやっていても、来年は変わっているかもしれない。」日々人も犬も進化することの楽しさがトレーニングにはあります。


目の前のマーカーやダンベルが気になってフライングする時は、持っているボールでリセット。


201807081

無我の境地になってみよう(笑)。

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2018年7月 7日 (土)

ドッグトレーニング:出来る場所で成功体験を増やす

ドッグトレーニングでは必要なことを愛犬に伝え、行動に移せるようにサポートするのですが、周囲に気になるものがあれば、人間の子供と同じで集中することは難しいものです。

そこで、慣れた場所で出来ることを確実にしつつ、出来る場所を少しずつ広げていく作業が欠かせません。

家で出来るからと言って、どこでも出来ると思っては大間違い。


ということで、慣れた場所では2~3メートル離れてもマテが出来るKさんですが、


201807072

お散歩コースには気になるものが沢山あって、まだまだ1~2歩ぐらいしか離れて「マテ」が出来ません。


201807071


当然のことです。


ハードルを上げすぎず、少しずつ成功体験を増やしていきましょう。

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2018年7月 6日 (金)

プライベートレッスン:人ごみに馴らす

人慣れしている犬は多いです。
人が近づいてきて撫でても嫌がらない犬もいます。
嫌がらないどころか嬉しくて大興奮の犬もいます。

吠えかかることさえなければ、普通はあまり気にしませんが、あまりに人が好きすぎると、道端で目があっただけでも、人の方に寄っていこうとしたり、伏せて相手が近づいてくるまで動かないなんていうこともあり、それはそれでちょっと困るものです。


さて、今回のレッスンのワンコさん、人が大好きです。
日常生活には全く問題はありませんが、人が居る時は周囲が気になって飼い主さんのキューが聞こえなくなってしまうことがあります。

人に対して極度の警戒を持つ必要はありませんが、他犬に対する態度と同様、存在をあまり気にしなくなってくると日常生活はスムースになります。


人とすれ違うたび、犬を見るたびに興奮しているのはあまり好ましいとは言えません。

そんなわけで、今回はJRの駅前を歩く練習。

201807044

落ち着いて歩けてはいますが、飼い主さんの声が聞こえない時もありました。

そこで、少し人ごみから離れてリセット。

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少しずつ慣れると聞こえるようになるはずです。
あきらめずに、繰り返し練習していきます。


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2018年7月 5日 (木)

ドッグトレーニング:目の前におやつが無くても出来る犬に!

トリーツ(おやつ)を使ったトレーニングに否定的な人は沢山いるでしょう。
なぜなら、おやつが無ければなにもしない犬になってしまうと信じているからです。

トリーツによる弊害はゼロではありません。
しかし、力に頼らず、犬の自主的な動きを引き出すために、トリーツは使い方を間違えなければとても有効なものなのです。

トリーツが目の前になくてもハンドラーのキューに対して反応できるようになるには、ハンドラーとの信頼関係と繰り返しの練習が不可欠です。

では、なかなかトリーツがはずせない理由はなんでしょう。

ひとつには、指示のキューと行動とのリンク付けが出来ていないからです。
もうひとつは、ハンドラーが犬を信頼できず、いつまでも手からトリーツがはずせないからです。


下の画像はアシスタントに「Sit-up」を教えています。

201807051

座っているアシスタントの目の前に美味しそうなトリーツを見せて、鼻先から少し上にトリーツを移動させます。

この動きは通常のスピン(お回り)やウィーブ(足くぐり)などと違い、犬のボディバランスが良くないとできませんので、あまり例には使いたくないのですが、とりあえず画像として説明するのはわかりやすかったので敢えて使っています。

見習いはトリーツに吊られ、座ったままトリーツを取ろうと体を起こし、結果的に前足があがるというものです。

先ほど書いたように、ボディバランスがあまり良くないアシスタントはこの状態になるまで、数年かかりました。私がもっと真剣に取り組んでいれば、おそらくもっと速かったでしょう。
ちなみに、先住のニキーは教えていないのに、自分からやっていました。


さて、このように少しバランスがよくなって短時間でも自立できるようになったら、「Sit-up」のキューを言ってからトリーツを持つ手を少し上にかざしてみせます。
わが家のキューは「Stand」です。


201807052

そして上手にバランスを取りながら数秒でも維持出来たら、クリッカーを鳴らして持っていたトリーツをご褒美として渡します。


頻繁に繰り返し、さらに持続できるようになってきたら、トリーツを持たずに「Stand」のキューを出しながら、ハンドシグナルだけで「Sit-up」の体勢に誘導し、維持出来たらクリッカーを鳴らしてご褒美に別の場所からトリーツを出して渡します。


201807053


最後は、ハンドシグナル無しで「Stand」のキューだけで出来るようにし、ご褒美を渡します。


この練習を何度も繰り返し、簡単に出来るようになれば、ご褒美のトリーツはランダムにあげるようにしていきます。
つまり、その場にご褒美を持っていなくても、そのときもらえなかったとしても、犬は言われたキューにはきちんと反応できるように習慣になっているというわけです。

日ごろ愛犬に「オスワリ」と言ったとき、「おやつ持っていないなら座らない」と言われることがあれば、このステップを踏んだ繰り返し練習がきちんと出来てないからかもしれません。

簡単なトリックから練習してみませんか?

DogLifeDesign@駒沢でのトリックレッスンは7/22、10:30からです。
お申し込みはDogLifeDesignさんで。


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2018年7月 4日 (水)

FCIオビディエンス:臭気選別

201807041


見習いのオビ2合格に向けての練習は暑くても続いていますが、臭気選別が相変わらず安定しません。
というのは、少し練習の間があいてしまうと、課題の意味を忘れてしまい、手当たり次第に持って来るというへまをやります。


その後練習を続けていると、「あ~、これか。」と言うように正解できるようになりますが、それって・・という感じです。


しかも、間があいた後は正解は持って戻るものの、時間がかかりすぎます。
一度咥えたのに途中で落とし、他のものを再チェックに行くのです。


更に今朝の練習では、何度か同じ場所で練習しているうちに、地面の匂いを気にし始め、木片をなかなか咥えようとしません。
前の回の正解の木片の匂いが残っているのかもしれません。


ということで、毎回場所を変えるようにしたところ、とりあえず地面の匂い嗅ぎはなくなりました。
ちょっと雑なような気もしますが。


臭気選別奥が深いです。
コンスタントな練習は欠かせませんね。

蛇足ですが、臭気選別で使う木片は何度も使うことはできません。
ということで、自分で用意しなければいけないのですが、これが結構大変です。

特に見習いはバイトが強いので、持って戻る途中で割ることもあります。


201807042

鋸でカットした後、やすりで面取りしますが、直接は触れませんので軍手などをはめての作業になります。
今回の作成は36本。
これでしばらくはもつでしょう。

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2018年7月 3日 (火)

犬は犬を見て学習する

このお題は何度も書いていることなのですが、今日はまったく予期しなかったことが目の前で起きたので、しつこいですがまた書きます。

レッスンが終わって、犬たちをフリーにしていた時のこと、アシスタントが、レッスンで使ったコーンを何も言っていないのに咥えて私の所に持ってきました。


元々アシスタントは持来が得意です。
投げたおもちゃを咥えて持ってもどれば必ずまた遊んであげていたので、必ず持ってくるようになりました。

その後、私が落としたものをたまたま拾ってご褒美をもらってから、何か落とすとすぐクレートから飛び出してきて拾ってくれるようになりました。

さらに、以前のレッスンでコーンを片づけて欲しいと頼んだところ、工夫しながら咥えて持って来ることを覚えました。
おかげで、オビディエンスの練習時、コーンを4隅に置いてボックスを作ったところ、前進で送りだしたら、コーンを咥えて戻ってくるほどになってしまいました(汗)。

っと、ここまでで、アシスタントにはコーンを持って来ることを自主的に行う下地が出来ていました。


しかし今日のレッスンで使ったコーンに対して、アシスタントは初めまったく興味を示していませんでした。
ところが、たまたま見習いが興味を持って鼻で押したり、ひっくり返したりしているうちに、届かない場所に押し込んでしまったのを見て、アシスタントは自らコーンを咥えて持ってきたのです。


私は全く頼んでいませんでしたが、「ありがとう」と言ってご褒美をあげました。


すると、それを見ていた見習いが、さっきまでコーンを鼻で押していただけなのに、さっさと咥えて私の元に持ってきて、「ボクにも」という顔をしたのです。


201807032


思わず吹き出してしまいましたが、こちらにも「よくできたね。ありがとう」とご褒美を渡しました。

見ていないようで見ている犬たち。

見ている人間が飽きることはありませんね。


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2018年7月 2日 (月)

ドッグトレーニング:習慣にするのがポイント

日常的に使う言葉は犬もよく聞いていますし、身に付きやすいものですが、普段あまり使わないことは繰り返しの練習なくしては身に付きづらいものです。

例えば、毎日散歩から帰って足を拭く習慣があれば、それぞれの足に名前を付けて拭いていると、自然に名前を憶えてくれます。

ところが、オビディエンスで使う課目は日常的にはあまり使いません。
方向変換を伴う持来や臭気選別。

ちょっと練習をサボってしまうと、犬は変なことをしてしまうこともあります。
もちろん、ちゃんと練習を続けていたことであればリマインドは速いですが、忘れることを念頭においていないと、「こんんはずじゃなかった」といことになりかねません。

見習い君、ちょっと臭気選別をサボっていたら、またまた変な病気が出てしまいました。


早く治るといいのですが。

一方、何度も繰り返して練習したあと、しばらくやっていなかったとしても、あまり頭を使わないことに関しては、反射的に勝手にやってしまうこともあります。


シェーピングで教えた前足を乗せる技。

目の前に置いただけでも、

201807021

ややっこしいですね。

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2018年7月 1日 (日)

ドッグトレーニング:なかなかうまくできない「マテ」

犬のトレーニングを始めると、「オスワリ」や「フセ」などの動作は簡単に教えられても、
「マテ」がなかなか出来ないというお話をよくききます。

実は昨日のラリオビ体験会でも、犬を待たせるエクセサイズで、動いてしまう犬がいました。

人が動けば犬もつられてしまうものです。

まずはじっとしている状態で、動かないでいることを褒めていきます。
動かないでいる時間も、最初から10秒と欲張らず、1秒、2秒と伸ばしていき、「待つ」という意味を犬に理解させれば、その後はスムースに進みます。

時間と距離を少しずつ伸ばしながら、成功体験を増やしていきましょう。

もちろん、最初は犬にとって刺激の少ない場所、例えば家の中から始めます。
家の中で待てるようになったら、玄関の外だったり、散歩の途中だったり、公園の片すみだったりと、少しずつ犬にとって気になるものを増やしていきます。


リードを結んでいれば「マテ」はいらないというのはちょっと違います。
リードが繋がれていても、スーパーの前で待たされている犬が、飼い主が戻るまでずっと吠え続けていると言うこともあります。

また、いつでもリードフックがあるとは限りません。


201807011

トイレの水道で水を汲んで戻るまで、動かないで待っている犬たち。

もちろん、この場所に犬が寄ってくれば動く可能性はあります。
水を入れながら声掛けしたり、周囲に気を配ることを忘れてはいけません。

当然人がそばを通るようなことがあればすぐ犬の傍に戻ることも必要です。
繋がれていない犬に対して脅威を抱く人がいるということも忘れてはいけませんね。

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