動物取扱責任者研修@東京
今日は東京都の動物取扱責任者研修でした。
ドッグトレーニング等で他人様にお教えしたり、お預かりする場合や、ブリーディング、販売、展示など、動物に関する仕事をしている人間はこの資格を取得し、毎年研修に出ることが義務付けられています。
今年の研修のお題は「動物感染症と動物由来感染症のリスク管理」と「動物福祉に配慮した飼養管理について」と言うものでした。
前半は、犬や猫、輸入動物などの持つ感染症や、人獣共通感染症などについてのお話で、今までの知識の再確認といった感じです。
後半は「動物愛護」と「動物福祉」の違いと、「動物福祉」を踏まえた動物の取り扱いについてのお話。
この「動物福祉」というのは、昨年FCI (Federation Cynologique International)で規定が決められたドッグダンス競技の評価項目の中にも入っています。
すなわち、「表現」「内容」「芸術的解釈」に加えて「動物の福祉」が一つの項目として記載されているのです。
ここで言う「動物の福祉」とは、演目が犬種や犬の個性、身体的能力や精神的能力などを重要視しているか。犬の健康や安全を考えているか。犬との協調性はあるか。などを着眼点にしています。
ただ犬をかわいがるだけでなく、犬が不快を感じていないか、痛みを感じていないかなど、犬を生き物としてきちんと尊重することが「犬の福祉」の基本になっているわけです。
人間側の気持ちでなく、犬の立場になることが大事ですね。
一日留守番をさせられていたのに大歓迎の犬たち。
健気です。
早速散歩です。
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