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2018年5月24日 (木)

多頭飼いの場合:犬同士に任せられないこともあります

犬は犬から学ぶことが多いと以前書きました。
特に子犬は母犬や同胎犬を見て多くのことを学び、母犬や先輩犬からは教育的指導がされることもあります。
彼らの教育的指導のポイントは当然のことながら人間目線ではありません。
しかし、母犬の指導はタイミングもよく、確実に伝わります。

成犬になっても犬は犬を見て学びますが、犬同士に任せっきりには出来ないこともあります。
例えば、同居犬であっても相性が悪い場合などがそれです。


多頭飼いの場合、後から来る犬が子犬であれば、先住犬はストレスを溜めていたとしても、子犬に対してある程度加減した教育的指導を行いますが、成犬同士の場合は流血騒ぎになることもあります。


犬同士の咬傷を仲裁することは難しいものです。
生半可な対処であれば、人間も大怪我を負いかねません。


犬にも感情があるので、対処できない状況に追い詰められたときは、傍にあるものや傍にいるものに八つ当たりをすることもあります。


リーダー論は好きではありませんが、犬たちのことをきちんと管理ができると普段から犬たちに伝わっていなければ、犬たちは自分たちで解決しようとするでしょう。

多頭飼いであっても、個々の犬と向き合う時間を作り、家の中のルールをきちんと伝える手間を惜しまないようにしましょう。

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先住の母子の関係では、いつも母が一番強い存在で、子供たちが口答えをしたのは、晩年母が少し弱くなったときの一度だけ。
その時は私が仲裁に入り、子供たちもすぐ引きました。

いつも遊んでいるわけではありませんでしたが、たまに親子でおもちゃの引っ張りっこをする平和な家族でした。


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