ドッグトレーニング:子犬の社会化
今日のレッスンは若犬の社会化を兼ねて公園に行ってきました。
今回が2度目の公園ですが、とても落ち着いて歩いていました。
もちろん、まだまだ地面の様子が気になるお年頃ですが、早めに「Leave it」と声をかけると、落ち葉も無視できます。
アシスタントたちが伏せて休憩すると、一緒に並んで伏せてくれます。
その後、小型犬から大型犬、子犬から老犬まで、様々な犬たちと出会いましたが、ロングリードで選択肢を与えることで、自分からそっと近寄ってみたり、追われそうになると、さっと逃げたりと、自分の意思で行動しているのがよくわかりました。
先日同じ場所でトイプードルの子犬と出会いましたが、飼い主さんが子犬を抱いたまま他の犬と会わせたために逃げ場が無く、歯を剥きながら唸っていました。
怖いという気持ちが、その後のトラウマにならなければいいのですが。
子犬の社会化に適した時期は生後4週から12週の感受期と言われるわずかな期間です。この時期は好奇心が旺盛でいろいろなものを受け入れやすい時期ですが、この時期を過ぎると警戒心が芽生えるようになり、社会化がしづらくなります。
もちろん、その後も社会化を続けることで、感受期に受け入れた経験を確固たるものにしていく必要があります。
今日の生徒さん沢山の刺激を受けましたが、自分で解決するすべを学習して帰ってくれたのではないでしょうか。
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