犬が学習する瞬間を見る
今日のプライベートレッスンはとても実りのあるものでした。
何回か練習しているオブジェクトの周りを周るという動きを教えるなかで、犬が求められている行動を理解しはじめるとともに、その動きを意味する言葉のキューの認識を見せ始めてくれたのです。
しかも、今回はクレート待機という別の課題も同時進行で行いました。
自分の番以外はクレートで静かに待つことを学んでもらおうというわけです。
今回は見習いを同伴し、見習いが目の前で少し動いている間生徒さんは遊びたいのを我慢しながらクレートの中で静かに待ち、自分の番が来れば飼い主さんと一緒に課題に取り組んだり飼い主さんと一緒に遊ぶというもの。
順番を教えるのはなかなか大変ですが、よその犬が外で楽しそうに作業しているのをクレートの中で見ているというのもなかなか難しいものです。
最後は待ちに待った見習いとのプレイタイムが2回。
遊んでいるときの呼び戻しも課題のひとつです。
全てが終わった後は休憩タイム。
お互いまったりフセをしてほしいのですが、若い生徒さんはすぐに見習いに「遊ぼう!」と声をかけます。
見習いの方は私に伏せるように言われているのと、自分自身も体力負けで誘いに乗りたくないので敢えて生徒さんと反対の方を向いて伏せて知らん顔しています。
それでも何度も誘ってくれる生徒さん。
見習いは完全無視でした。
生徒さんは見習いに要求して吠えているのですが、見習いは応じない。
もちろん生徒さんは「もしかしたら。」という希望もあって何度も誘いに来ましたが、結局ダメなんだと自分で気づいてあきらめてくれました。
そんな犬同士の会話も含め、犬たちの学習する様子を沢山見られた楽しいレッスンでした。
photo by A.Hさん
そのうち、リードが無くても最適な距離感が取れるようになるといいですね。
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