ドッグトレーニング:気になるものがあるときは
いつもと違う環境は犬にストレスを与えます。
ストレスは悪い意味にとらえられがちですが、楽しいことも大きすぎるとストレスになって興奮したり緊張したりすることがあります。
翌日に遠足を控えた夜はなかなか眠れなかったり・・。
まぁ、そんなことはさておいて、犬もストレスを感じると興奮したり緊張したりします。
すると平常心ではいられないので、思考がとまってしまうこともあるわけです。
昨日のプライベートレッスン、ご自宅でのレッスンなので、ワンコさんもいつも通りにやれるはずでしたが、突然のお客様が是非レッスン風景を見たいとおっしゃり、ワンコさんは挨拶に行きたい、外の工事の音も気になる、キッチンでお客様のおもてなしの準備をしている音も気になるで、いつも出来ていることが全然出来なくなってしまいました。
当然飼い主さんは「こんなはずじゃ・・・。」と感じ、「いつもはちゃんと出来るのに、変です。」とおっしゃいます。
別に変でもなんでもありません。
それが普通です。
いつも使っているトリーツにも見向きもしませんでした。
そこで、私が持っているトリーツを使って頂いたところ、なんとトリーツの魅力が周囲の刺激に勝って、ワンコさんいつも通りのパフォーマンスを見せてくれました。
平常心に近づいたと言えるでしょう。
いつも練習している家の中でさえ、第三者がいるだけで平常心が失われてしまうことがあります。
これが外だったり、いつもと違う競技会場だったりすれば、いつもと同じことができなくなるのは当然ですね。
平常心でいることは犬だけでなく人にも重要なポイントです。
人は深呼吸すると落ち着けるといいます。
犬はそうはいきませんが、ちょっと食いしん坊な犬の場合、おやつの質をあげることで犬の気持ちを外的刺激からそらすことができることもあります。
愛犬の状態を観察すると答えがでるかもしれませんよ。
今日はかわいい女の子の匂いで気が散ってしまった見習いですが、一度刺激から離れることで平常心に戻ることができました。
見習いはアシスタントほど食べることに貪欲ではないので、トリーツのレベルをあげても集中力が戻ったかどうかはわかりません。
頭を使った後は外でボール遊び
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