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2018年4月25日 (水)

吠えている犬は誰のせい?


犬の「問題行動」と言われる行動の中に「吠え」があります。
もちろん「問題」と考えるのは人間側の一方的な判断で、犬にはそれなりに理由があります。

では、どんな理由があるのでしょう。

・威嚇
・警戒
・恐怖
・要求
・不安
・興奮
などなど、様々な理由があります。

吠えはその原因が取り去られれば当然止むはずですが、そのためには飼い主が環境設定を行わなければなりません。

つまり、吠えの対象物から距離を取ったり、吠えの原因を取り除いたりと、いろいろサポートしていくわけですが、難しいのが要求吠えです。
要求が満たされるまで吠え止むことがないからです。

中にはあきらめの早い犬もいますが、まったくあきらめない犬もいます。

しかし吠え続けると言うのは実際は犬にとってもストレスなので、早々にやめさせてあげたいもの。
そうなると、飼い主側としては要求に応じてしまうという負のスパイラルに陥ってしまうことにもなりかねません。


基本は要求の原因を人間が作ってしまっていることが少なくないということです。
例えばダイニングテーブルで人間が食事をしているとき、人間の食べ物を犬に食べさせてしまう。
犬はその成功体験を忘れません。
一度いい思いをすれば、二度目があると思うのは人間同様。
そこで、再び同じことが起きるようにと吠えて要求するわけです。

ここで「昨日は特別だったんだよ。」という人間の言い訳は通用しません。

そして、吠えている犬に対して「行儀が悪い。」だの「うるさい。」だのというのは犬に対してアンフェアです。

吠える愛犬を責める前に、自分のとった行動を反省してみるのもひとつですね。


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ホテルのレストランで食事中は足元で伏せている犬


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