ドッグトレーニング:犬の思考回路に驚かされる
アシスタントは一昨年FCIオビディエンスのクラス1に合格しましたが、その後規定が変更になり、金属ダンベルが導入されてしまってからはすっかりオビから離れてしまっていました。
しかし見習いにオビディエンスのクラス2を教えていると、隣でやりたそうにしているので、アシスタントにも先月から同じように新しい課目を教え始めました。
クラス2になるとクラス1より前進する距離が伸び、脚側行進中に呼び戻すという追加作業が加わわりますが、少し練習すればすぐ出来るようになりました。
しかし、いつどんなことがあるかわからないので、朝練が出来る時はほぼ毎回前進作業もやっていましたが、今週末のドッグダンスのファンマッチの練習も加えて少々いっぱいになってしまい、数日間前進の練習を休んでしまいました。
そして今日前進で送り出したところ、アシスタントはボックスを目の前にして迷走。
何をしているのかと傍観していたら、ボックスの4隅に置いているコーンを咥えて戻ろうとしています。
えっ!?
あわてて走っていて止めたのですが、本犬は間違えたという意識はなさそうです。
今まで前進の練習でこんなことは初めてです。
ところが、ふと思い返すと、先週のオビディエンスのレッスンでのこと、臭気選別の導入に使っていた同じ形のコーンを、作業終了時にアシスタントに回収させていたのです。
彼女は「テイク」のキューで金属ダンベル以外はせっせと持ってきてくれます。
コーンも昨年の練習の時以来、時々回収を手伝ってくれていたので、今日の彼女の頭の中には、ボックスの4隅にあるコーンも回収のターゲットに見えてしまったようです。
思いもしなかった行動に開いた口がふさがらなかったのですが、よくよく考えれば予測できる行動とも言えるでしょう。
犬たちの思考回路は時々変なところで繋がっているようです。
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