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2018年4月14日 (土)

ドッグトレーニング:犬が迷ったら

ドッグダンスで犬がハンドラーの左側を歩いている180度の方向変換を行う方法は、犬と一緒に並んで右180度に方向転換する方法と、犬が左ターン、ハンドラーも左ターンする方法、ただしこの場合ターンし終わると犬はハンドラーの右側にきます。

そして最後に「ドイツ式反転ターン」というのがあります。
これはオビディエンスでも使われることがありますが、ハンドラーがその場で左180度に反転するのと同時に犬がハンドラーと反対方向、つまり右周りにハンドラーの外側を周って最後にハンドラーの左側につくというものです。


この「ドイツ式反転ターン」を教えるには、まず犬にハンドラーの周りを右回りに周る「アラウンド」を教え、犬がアラウンドをしているときにハンドラーが左180度反転すればいいのです。
しかしそれでうまくいかないときがあります。
つまりアラウンドしようとした犬が、ハンドラーが動くことで目標物を失ってしまい、途方に暮れて周れなくなってしまうのです。
特に小型犬はハンドラーの足(靴)の傍にいるので、ハンドラーが動くたびに気になってしまう場合があります。

今日のプライベートレッスンのRさんは様々なムーヴやトリックを習得していますが、アラウンドの最中にハンドラーが動き始めると途中で止まってしまい、どこに行ったらいいのか迷ってしまいました。


201804141


そこで、Rさんがアラウンドをし始めたら、ハンドラーさんに足踏みをしていただくことにしました。
最初は靴が動いただけで、止まってしまったRさんでしたが、何回か繰り返しているうちに、気にならなくなりました。

これを繰り返しながら、目標物が動いても気にならくなるように練習していきます。

201804142


犬の立場に立って見ると、うまくいかない原因が見えてきます。

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