ドッグトレーニング:犬に新しい行動を教えるには。
犬のトレーニングには様々な方法がありますが、陽性強化と言われる手法に置いては、犬にとって好きな物をモチベーターやご褒美として使用します。
犬にとっての好きなものと言えば、食べるものであったり、遊ぶものであったりするのですが、それもトレーニングの内容によって使い分けをしています。
もちろん、触れること(撫でられること)が好きな犬もいますので、それをご褒美にすることは出来ますが、モチベーターとして使うことは難しいかもしれません。
モチベーターとはなんでしょうか。
犬がそれを欲して付いてくることができるものです。
つまり興味が無ければ付いて来ないので、一番効果があるのは食べ物だったりします。
一方、トレーニングにおやつなどの食べ物を使うことに抵抗がある人がいます。
なぜなら、おやつが無いと動かない犬になってしまうことを懸念するからです。
しかし、誘導で使ていたおやつは次第にハンドシグナルに代わり、最後は言葉のキューだけでも犬が動けるように理解させていくので、おやつを持っていなくても犬は出来るようになります。
最初は犬の鼻先におやつを見せながら「オスワリ」と言っていたのに、次第におやつを持っていなくても犬が「オスワリ」と言われて座れるようになるのがその証拠です。
おやつやおもちゃの代わりに、ハンドタッチやターゲットスティックなどを利用して誘導することもできます。
ポジションを教えるときなどはそれらも有効ですが、ご褒美は別に必要です。
ただ、単純に考えても、好きなものが目の前にあれば意欲が出ます。
これは人間も同じです。
口でああだこうだ言われて仕方なくやるのではなく、楽しく作業が出来るのも、ご褒美が目の前にあればこそです。
行動が身に付いて来れば、いちいちご褒美が目の前に無くても、犬はきちんと作業が出来るようになります。
楽しくトレーニングを始めるには、犬にとってのやる気も必要ですね。
今日初めてドッグダンスにチャレンジしてくれたEさん。
最初はヒールポジションも離れ気味で曲がっていたのが、おやつで誘導してあげると、次第正しい位置に入ってこられるようになりました。
一歩ずつ、焦らず、ゆっくり。
4月から、相模原でベーシックトレーニングの定期クラスが始まります。
詳細はこちら↓から。
http://chn.air-nifty.com/dance_with_dogs/2018/03/post-b3c9.html
愛犬とのコミュニケーションを深めたい方や、基本の動作をしっかりマスターしたい方にお奨めです!
ドッグダンスで使うバックステップやオビディエンスで使う持来なども練習していきます。
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