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2018年1月22日 (月)

「マテ」を教える

日常生活ではよく使われる「マテ」ですが、犬がどのように理解しているのか確認してみないと、「あれ?」となることもあります。

「マテ」と言われたら「動かないこと」と考える人と、「マテ」は「トマレ」の意味と理解する人がいます。どちらが正解とか間違いとかではなく、考え方の違いだと思います。
そのため、「オスワリ」をしている犬に「マテ」と声をかけ、「オスワリ」を持続するように伝える場合と、歩いている犬を止まらせるために「マテ」と声をかける場合があります。

今日は前者の場合の話しですが、静止の持続を伝える場合、「フセ」や「オスワリ」での「マテ」は日常的によく使われるのですが、「立止」で待たせることはあまりありません。

なぜなら、立っている状態の犬は動きやすいので、飼い主も自然にオスワリやフセをさせてから待つように指示をだすことが多いからです。
そのため、犬も立ったまま動かないでいることに慣れていません。


立ったままの静止も「停座」や「伏臥」と同様に、一から教えてあげると犬も理解できるようになります。
様々な位置関係で少しずつ持続時間を伸ばしていく練習をしていくと、立って待つことも出来るようになります。


201801221

「マテ」については以下のコラムでも書いています。
https://inumagazine.com/series/dance-with-dogs/stay-wait-stop

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