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2017年12月 1日 (金)

愛犬の為に無愛想になる

犬と散歩していると、当然のことながら他の犬とも出会います。
私が愛犬に求めるよその犬への対応は「気にしない」こと。
もちろん、良く見知っている犬の場合、多少の挨拶はあります。
子犬同士であれば、多少の絡みも構わないと思っています。

しかし、出会う犬出会う犬すべてと挨拶をする必要はないので、相手の犬がお行儀よく通り過ぎる場合は、自分の犬にも、相手を無視するように言います。
また、相手が吠えかかって来そうになる場合も、当然無視するように言って、足早にその場所から離れます。

しかし、良く知らない犬や飼い主さんが好意的に寄って来ようとする場合には、2頭を座らせたり、歩きながらアテンションをこちらに向けるように言って、静かにしていることを褒め続け、相手をほぼ無視します。

ここで、こちらから「すみません。ウチの若い犬は未去勢で。」とか「二頭一緒にいる時は群れ化するので。」とか言っていると、その間に犬たちが興奮して挨拶に行こうとする可能性があるからです。

そこでいわゆる無愛想な飼い主になるわけですが、ある程度犬のトレーニングのことを知っている人は、こちらの様子を横目で見ながら、さりげなく通り過ぎてくれます。
しかし、自分の犬が行きたい方向へついて行く飼い主さんや、こちらの出すサインを読み取れない飼い主さんはどんどん向かってくるので少々困ってしまうこともあります。


犬には3秒ルールと言われるものがあって、それ以上互いに挨拶を続けた場合、お互い興奮がエスカレートしてファイトが始まってしまったりする可能性があるので、3秒以内にお互い離れることが望ましいということを言い表しています。

http://www.mybestbuddydogtraining.com/three-second-rule-canine-greetings/

201712011


「ウチの犬はフレンドリーだから大丈夫」というのは当てになりません。
なぜなら、相手の犬の出方によっては、その犬の行動が変わる可能性があるからです。

お互い嫌な思いをする前に、マナーよくさりげない挨拶だけで擦れ違いたいものですね。

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