ドッグトレーニング:ディストラクション
「オスワリ、家では出来るんです。」というお話はよく聞きます。
おそらく、「オスワリ」と言う言葉と、ハンドラー(飼い主)が指示を出すときの体の動き、周囲の景色(慣れた自宅)という3つの要因が揃って初めて出来る「オスワリ」という行動だったのではないでしょうか。
散歩途中の信号待ちや、子供やよその犬が目に入る公園などでは出来ないという状況に陥ってしまっても、それは犬がバカだからではありません。
いつもと違う場所で練習するという工程を行っていなかっただけのことです。
いつも練習している場所でさえ、ちょっと違う物があれば犬の集中は切れてしまうこともあります。
それは、道端で風に舞う落ち葉だったり、遠くで吠える犬の声だったりします。
気が散っている犬がすぐに指示のキューに応えられないのは仕方ありません。
原因を突き止めることで、そういう物があるところを利用した練習を繰り返すと、犬はだんだん気にしなくなります。
気になるものが一生気になるわけではないので、少しずつ慣らしてあげることで、気にならなくすることも可能です。
練習場で場を見切るために貼ったガムテープがディストラクションになることもあります。
犬たちはちょっとややこしいですが、理由がわかれば対応できますね。
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