ドッグトレーニング:繰り返して待つ
愛犬にやって欲しいことを教えようと思うと、一回ではわからないことは誰もがわかることだと思います。
つまり、正しい答えを出してくるまでは、何度も伝え続けることが必要になります。
例えば、散歩に出ようと玄関を開けるとすぐに飛び出す犬たちに、飛び出さないことを教えるとき、もちろん「マテ」と言って待たせるのもひとつですが、「マテ」と言われなくても飛び出さないでいることを教えるために、飛び出そうとする犬の前でドアが閉めるのも方法のひとつです。
犬は一瞬とまどい、立ち止まります。
そこで、「そう、いい子。」と一度褒めてから、ゆっくりドアを開けようとします。
犬はまたそこでドアに突進しようとするかもしれません。
するとまたドアは閉まってしまいます。
犬はまた止まります。
「いい子だねぇ。」と声をかけてまたドアを開ける。
犬たちはこの繰り返しの中で、考えることを始めます。
重要なのはこの「考える」行動です。
「マテ」と言われればおそらく犬は待つでしょう。
しかし、「マテ」と言い忘れてしまったときは?
何度も言われるので、犬は待ってくれるかもしれませんが、習慣として覚えている可能性もあります。
それが悪いわけではありません。
でも、考えることを教えてあげることも飼い主にとっては必要なのではないでしょうか。
「ダメ」や「イケナイ」を連発したり、いつも答えを用意してしまうのではなく、ときにはどうして欲しいのかを考えさせてあげるチャンスを作ってあげませんか?
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