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2017年11月19日 (日)

犬とこども

今日公園に犬を連れて出かけた時のこと、犬たちとベンチでまったりしていたところに、小さいお子さんを抱いた若いご夫婦が通りがかり、ボーダーコリーを飼いたいと思っているとおっしゃいました。

我が家の犬たちはそれぞれの方法で歓迎し、ますますボーダーコリーに対する思いは大きくなられたようでした。

こどもがいる家庭に犬がいると言うのは「いのち」の大切さを知り、自分以外のか弱いものを慈しむ心を育てることができるので情操教育にもいいとされています。
もちろん、最期まで見守ることが大前提です。


しかし、こどもと犬の関係は極めて難しいものです。
こどもの年齢、犬の気質など、さまざまな要因を考えあわせて決めなくてはいけません。
犬種選びもその大事な要因でしょう。
犬のサイズの問題ではありません。

我が家も子供が小さい頃大型犬を迎えていますが、犬がおっとりした性格だったので子供との相性もよく、双方の関係はとても良好でした。


成犬で迎える場合は、こどもとの相性を見ることが第一ですが、こどもは成長するので、成長の過程でどのような行動を取るようになるかは親次第と言ってもいいでしょう。
子犬で迎える場合は、こどもと子犬の両方が成長していくので、その都度親は管理士し、見守ることが不可欠です。

いずれにしても、どちらかを犠牲にするのではなく、双方にきちんと説明しながら折り合いをつける生き方を教えていくことでしょう。


若いご夫婦に今できる私のアドバイスは、犬の気質を見極めてから迎えて欲しいということ。
その気質をある程度わかっているのはブリーダーだともお伝えしました。
同じ母犬と父犬から生まれた兄弟姉妹犬であっても、それぞれ気質が違います。それは生後1ヵ月~2ヵ月くらいの子犬たちの遊び方を観察していると見えてきたりします。

子犬との出会いは運命かもしれませんが、時間をかけて探すこともまた楽しいものです。良い家族と巡り合ってほしいですね。

昨年やってきた見習いは、小さい子供が家にいないこともあり、社会化の一環として、子供ならしを行いました。
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少し腰は引けていますが、自分から確認しに行きました。
無理矢理ではなく、自発的な動きを尊重します。


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