犬も基礎体力は不可欠
ドッグスポーツはいろいろありますが、どのドッグスポーツも競技の場合は数分から数十分間のパフォーマンスが求められます。
その際必要となるのは当然のことながら犬の集中力ですが、それ以前に基礎体力が無ければ集中力も持続しないのではないでしょうか。
先住のボーダーたち(3頭)は、朝晩自転車で片道15分程度の公園まで走り、公園ではトレーニングをそれぞれ10分から15分。そしてまた来た道を戻るということを続けていました。
その後我が家にやってきたアシスタントは先住犬たちが12歳以上ということもあり、老犬に合わせた生活をしていました。
朝夕はゆっくり歩いて散歩。
週末大きな公園に行ったときはボールを投げて少し遊ぶ。
そんな程度だったので、基礎体力はあまりつかなかったかもしれません。
見習いが来てトリーツのおこぼれをもらう機会が増えて体重が増えてしまったときなどは、訓練科目の板障害を跳び越えられずお腹をぶつけてしまうというどんくさい状態にまでなりました。
しかし、見習いの体が大分出来てから、毎朝一緒に走るようになり、ダイエットは順調に進み、障害飛越も無事クリアできるまでになりました。
人間も普段から鍛えている人は体力がありますが、日常的に鍛えていない人が急に子供の運動会で走ったら怪我をしたり、あるいは息が切れたりと、思い通りのパフォーマンスは出来ないでしょう。
普段から歩くペースをいろいろ変えたり、歩く距離を少し伸ばしてみたり、おもちゃやおやつを走って取りに行くような動きをしてみたりと、持続するトレーニングをおすすめします。
人間も「歩く」ことは様々な面で推奨されていますが、沢山歩いた犬たちはシニアになっても健康が維持しやすいものです。
犬種やサイズに関わらず、犬が動物だということを忘れないで、基礎体力作りも頭の片すみにおいておいてくださいね。
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