犬が理解した瞬間
今日のプライベートレッスンでは単独バックステップのハンドシグナルをはずしました。
後ろ足を下げながら後ろに下がることはすでに体が覚えているMさんですが、「バック」という言葉の意味はわかっておらず、ハンドラーの手の動きやハンドラーが一歩踏み出す動きでバックしている状態でした。
そこで、ハンドラーの手の動きはニュートラルにし、言葉のキュー(バック)を先に発してから、半歩踏み出すようにします。
そこでMさんが一歩下がったところをクリックしトリーツを出します。
トリーツは見えないように保持します。
この動きを繰り返しているうちに、Mさんはハンドラーが半歩足を出す前に後ろに下がりはじめます。そこでクリック&トリーツ。
なかなか後ろに下がらない時は頭が沸騰してしまう可能性があるので途中で切り上げますが、Mさんは5分かからないうちに、ハンドラーが動かなくても「バック」のキューだけで下がり始めたので、数回成功体験をつづけた後中断しました。
その後しばらくして再度同じことを繰り返すと、ハンドラーが一歩踏み出さなくてもすぐ「バック」のキューに反応できるようになりました。
バックの距離を伸ばすのはまた次のステージの練習が必要ですが、とりあえずMさんはハンドシグナルやボディシグナルが無くても「バック」の意味が理解出来たようです。一歩進みましたね。
ちなみに見習いはニコルの練習を見ていたせいで、細かい段取りを踏まなくてもバックできるようになった犬ですが、日々の練習は欠かせません。
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