愛犬を預ける・預かる
犬は環境が変わると慣れるのに時間がかかります。
よく見知った犬であれば家主に慣れる時間が節約できるので、場所慣れの時間のみを考えればいいのですが、それも個体差があり、はっきりどれくらいとは言えません。
お預かり犬の場合、なるべくストレスを感じないで過ごしてもらいたいのものですが、何分おうちと違うのは仕方のないところ。
しかし、合図のキュー(トイレなど)などをきちんとお伺いしておくことで、犬とのコミュニケーションは取りやすくなります。
ただ、おうちより居心地を良くしてしまうと、ご自宅に帰ってから別のストレスを感じないとも限らないので、ごはんはご自宅と同じようにします。
また食事時間はクレートを利用したりして、先住犬と接触させないようにしています。
食べ物が関係すると、仲の良い犬でも状況が変化することがあります。
いずれにしても経験値の高い犬は自分で考えながらなんとか順応していこうとします。
健気ですね。
<小さいゲストの為に、水入れは直接床置き>
<普段はこの高さ>
お預かり犬の場合大体3日目ぐらいになると地というか本性が出てきます。犬なりに、緊張感も軽減し、新しい環境に馴染んできたということでしょう。
場合によっては好ましくない性格(行動)が出始める時期でもあります(問題犬と言われるタイプの犬の場合)。
いずれにしても、3日目ぐらいから自分を出し始めるので、変化の観察は重要です。
お預かりのタイプもご自宅で普段自由に過ごしている犬の場合は、なるべくフリーにさせるようにしますが、先住犬との関係もあるので、先ほどの食事の時と同じで、いらないいざこざを避けるためにはクレートを使用します。
ドッグホテルを利用される飼い主さんの中には、完全隔離の方が愛犬が落ち着くとおっしゃる場合もありますし、クレートトレーニングが出来ていないので、自宅と同じようにフリーにして欲しいと思われる方もいらっしゃるでしょうが、クレートは愛犬にとって安心していられるスペースでもあるので、是非クレートトレーニングをやって欲しいと思います。
旅の滞在先の状況によっては、クレート待機が必要となる場合もありますし、災害時の愛犬のスペース確保にも役立つはずです。
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