言葉の有効性
ドッグダンスではパートナー(愛犬)に様々なポジションや動きを教えますが、それらにはすべてに言葉のキュー(合図)をつけています。
しかし、ドッグダンスに限らず、私は日常生活の中でも犬たちに言葉を教えています。
例えば、散歩から帰って足を拭くとき、足をむんずと掴むのではなく、ひとつひとつ名前を言いながら拭いています。
また、何かの上にあがるとき、降りる時、あるいは抱っこするときなど、すべての動きに名前を付けて犬に伝えています。
今回お預かりのワンコさんも、トイレのキューだけでなく、『抱っこ』などの言葉をきちんと教えてもらっているので、車に乗せる時や階段を下りる時に『抱っこ』と声をかけると、自分から体を預けてくれます。
小型犬なので簡単に抱き上げることはできますが、驚かせたくないので、抱き上げる前に心の準備をしてもらう方がいいと思っています。
もちろん自分の犬たちにも『抱っこ』を教えています。
これは獣医さんで診察台に乗せる時にもとても有効です。
言葉がわかるというのは、飼い主にとっても、愛犬にとってもストレスが軽減されるのではないでしょうか。
レッスンに同行したゲスト。レッスン中も大変お行儀が良く、お手本にもなってくれました。
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