多頭飼いのメリット
今日のプライベートレッスンは同居犬2頭(1歳前後の男の子と女の子)の日常マナーの教え方。
愛犬に新しい行動を教える手法は様々ですが、愛犬にとってストレスをなるべく少なく教えてあげるには、力で押さず、愛犬が自発的に行動するような環境作りが大事です。
例えば「オスワリ」を教えたいと思ったら、自発的に座るのを待ったり、トリーツなどの好きな物を鼻先から少し上に向けてお尻が下がるように誘導したりすることで、座りやすくすることができるのですが、女の子の方はいつも動き回ってじっとしていることがなかったので、座っている状態がほとんど見られないとのこと。
つまり、自発的には腰を下ろさないし、トリーツに対してもさほど執着しないので、見せて待っているとすぐどこかにいなくなってしまいます。
一方、男の子の方はすぐに「オスワリ」の動きを覚え、今では言葉だけでも座れるようになり、呼ばれれば自発的に飼い主さんの前で座ったり、新たにトリックも出来るようになりました。
もともと呼び戻しも出来なかったのですが、レッスンを始めてからは、呼び戻しにも反応できるようになったうえ、座ることも覚えたという進化の真っ最中。
今日のレッスンでは、やって欲しくない行動に出る前に、呼び戻して褒めることを繰り返し、更に自発的に座ったことを褒め続けていたら、なんと女の子が飼い主さんの前で自分から初めて座ったのです。
しかも、何度か繰り返すうちに、トリーツを見せていなくても言葉のキューだけで自分から腰を下ろしました。
これにはご家族みんながびっくりされました。
来週1歳になろうと言うところで、ようやく落ち着いて座ることを知ったおじょうさん。
男の子の練習を見ていて、「アタシは最初からわかっていたけど、やりたくなかったからやらなかっただけ」とでも言っているようです。
思い切り褒められている女の子の様子を見て、男の子も飼い主さんの元に走り寄り二頭で並んでオスワリ。
多頭飼いの相乗効果の良い面ですね。
思わず記念撮影。
やる気満々の男の子と、やる気はないけど出来る女の子。
なんとも楽しいレッスンでした。
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