リード(リーシュ)の存在
先日のオビの練習会でオンリーシュとオフリーシュのことを書きました。
日常的にオフリーシュでのトレーニングを行っていない方にはわかりづらい部分があるのではないかと思い、補足します。
日本、特に都会での散歩はオンリーシュが義務付けられています。
他人に迷惑をかけないことは当然ですが、犬の安全を確保するためには必要なものです。
しかし、散歩の時に、常にハンドラー(飼い主)の横にぴったり寄り添い、飼い主に意識を集中させておく必要はないと思っています。なぜなら犬はずっと緊張していなければならず、散歩=トレーニングになり、本来の情報収集や周囲の環境馴致などが出来なくなってしまいます。
もちろん、この場合散歩のトレーニングが済んでいて、ある程度お行儀よくハンドラーと一緒に歩くことができることが前提です。
あっちに引っ張ったり、こっちで座り込んだりと、ふつうに歩けない犬の場合は、散歩自体のトレーニングは前もって行わなければなりません。
我が家の犬たち、若い方は私より一犬身前を歩いています。
もともと近所の道路や歩道が狭いこともあり、私と犬二頭が並んで歩くのは邪魔になることから、私はこの歩き方自体をさほど修正していません。
当然呼べばすぐ戻ってこられることが大前提です。
そこでリードを装着すると、彼は自然に少し前に出るようになってしまったわけです。
一方オビディエンスやドッグダンスの練習ではリードは付けず、常にヒールポジションを維持するように教えているので、リードが外れていれば傍にいますし、歩きだせば横に付いてきます。
photo by Tully mam
アシスタントの方は、リードが付いていてもいなくても、ヒールと言えば左脚側に来ます。
彼女の場合はリード付の作業もオビディエンス(JKC主催のCD競技)競技に含まれていたので、真面目に練習したことがきちんと身に付いているのですが、見習いはほとんどやっていないのがあだとなりました。
リードを付ければゆるく歩いていいと思い込んでおり、オビの練習場所や競技会場と普段の散歩の違いが理解出来ていないようです。
単純に言えば、リード付のオビ練習をもっとやらなければダメと言う話ですが、なんとも面倒くさい状況です。
朝練にオンリーシュでのヒールワークも加えることにしました。
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