演じる前の馴致について
先日見習いと一緒にエントリーしたドッグダンスの発表会。
見習いは現在1歳と9ヵ月。しかもオス。
なぜ「しかも」とつけたかと言うと、オスはメスに比べて精神的な成長が遅いと言われているからです。
人間と同じだと私は思っています。
女の子は意外と早くに場の空気が読めたり、人の話しも聞こえるようになりますが、男の子は気になることにまっしぐらというか・・。
もちろん個体差はありますが。
とにかく、まだまだ精神的に幼い見習いは、何事にも一生懸命ではありますが、いっぱいいっぱいになるのも早いので、とりあえずはわかりやすく、ストレスフルにならないように環境を整えることが大切です。
今回見習いは4回目となる発表会。
まだまだ集中力が完璧ではない上に、観客など周囲の状況が気になる見習いは今回も馴致を念入りに行って臨みました。
この時の馴致の方法にご質問を頂きましたので、ちょっと説明を。
まずトリーツはポケットに入れた状態で見習いと一緒にリングインします。
競技会では、リングインに際しても、出来るだけヒールポジションを維持して、パートナーの集中力を保ちながら入るのですが、馴致時間がある場合や、レベルが満たない場合は、場慣らしを優先します。
リングインしてもすぐに犬を呼びもどさず、リングの中を自分でチェックさせます。
気が済めば犬は自然にハンドラーの元に戻ってきます。
そのまま集中力をあげて、スタートポジションに入ってもいいのですが、見習いの場合は、もう少し集中力を上げたかったので、トリーツを投げて取に行かせ、戻ってきたらまた投げると言う工程を少し繰り返し、その場が楽しいと印象づけました。
馴致の方法はその個体によっても違います。
犬の状態によって、変えてあげることも必要でしょう。
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