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2017年8月 4日 (金)

Leave it (リーヴィット)の効果

「陽性強化」で良い行動を強化しながら、犬たちに行動を教えていく手法を取っていても、愛犬がやって欲しくない行動を取った時、あなたはなんと言っているでしょうか。

例えば、道端に落ちている吸殻を咥えようとする。
部屋に落ちている靴下をおもちゃにしようとする。
道の向こうから歩いてくる犬に吠えようとする。

そんな時、「ダメ!」や「イケナイ!」と言って犬に伝わるでしょうか。


多分大きな声で言うことで、一瞬びっくりして動きが止まるかもしれません。
「イケナイ!」と言われれば、多分飼い主は怒っているのだろうと感じるかも知れません。
ただ、なぜ、何がいけないのかを理解できているでしょうか。

そんなとき、よく使われるのが「Leave it.(リーヴィット)」。
つまり、「あなたに関係ないからそれは放っておきなさい。」という意味です。

落ちている吸殻は拾わなくていいのよ。
お兄ちゃんの靴下は触らなくていいのよ。
向こうに見える犬は無視すればいいのよ。


そんな意味で使います。
「ダメ!」や「イケナイ!」のその場しのぎではなく、キューを出すことで、対象物から離れる、対象物を気にしないなどの行動を教えていく方法もあります。

犬に理解しやすい言葉を見つけるのはなかなか難しいものですね。

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