なんでできないのかな?
今日のレッスンでは、足を崩しがちな若い犬に、オスワリやフセの姿勢変更の練習をしました。
オスワリしている時に「フセ」と言うと素早く伏せられるのに、伏せている時「オスワリ」と言っても、全く反応してくれません。
いつも「オスワリ」と言えばちゃんと座れるのに、なんで出来ないの?
今日は環境の話しではなく、犬の理解度の話しです。
人は通常犬が立っている時、「オスワリ」と声を掛けます。
つまり、伏せている状態から「オスワリ」へ体を起こす動きを練習していません。
人は「座っている状態」を犬が理解したと思いがちですが、実はCちゃん「立っている時にお尻を床に付ける動き」を「オスワリ」と理解しているために、伏せた状態からお座りをすることとまだリンク付けされていないのです。
そこで、今日はCちゃんに腰を崩さないで座るだけでなく、「フセ」からも「オスワリ」出来るように教えてあげることにしました。
犬の理解度は個体によっても違います。
すぐに、フセからオスワリが出来るようになる子もいれば、なかなか出来ない子もいます。
ドッグダンスでよく使う「バウ(おじぎ)」の姿勢。
普通は立っている時に「バウ」と声を掛けますが、「フセ」から「バウ」させることがあります。
いわゆる「バウ」と「フセ」を交互にやる動きです。
2年前のルーティンでアシスタントとスタート時にやってみました。
アシスタントは意外と簡単に理解出来ましたが、見習いはちょっと時間がかかりました。動きが身に付くまでは時間がかかりますね。
---------------------------------
パピーレッスン、基本トレーニングやドッグダンスのプライベートレッスンやグループレッスンは
WanByWanで♪
ご要望があれば、グループレッスンの講師も承りますので、お気軽にお問合せください。
---------------------------------
ブログ村に登録しています!ワンクリックお願いします!
にほんブログ村
| 固定リンク
「犬の行動学」カテゴリの記事
- なぜ犬に「馴致」が必要なのか。(2024.12.04)
- トリガーをなくすのは時間がかかる(2024.11.30)
- 犬の吠えを考える(2024.11.28)
- 景色が変わると犬は混乱する(2024.11.26)
- 刺激を景色に変える(2024.11.20)
コメント