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2017年7月28日 (金)

慣れない動きは慣れる練習から

ドッグダンスではバックステップを使います。

ところが、通常犬が自分から後ろ向きで歩くことはあまりありません。
ちょこっと遊びに誘ったりすることはあっても、自分から意識的に後ろに下がることはありません。

そこで、ハンドラーは犬たちに後ろ足を後方に動かすことを犬に教えていくわけですが、当然のことながら言葉で言ってもわからないので、後ろに下がる動きを引き出しながら、その動きに体を慣らしていきます。

最初は何かの拍子に一歩二歩後ろに下がることはあっても、それを三歩、四歩と増やしていくには、体が慣れないと出来ません。

体が慣れるまでの時間は個体によって異なります。

するするっと出来てしまう子もいれば、曲がってしまう子も。

無理せず、自然に下がれるように、毎日少しずつ体慣らしから始めましょう。
決して押しすぎない。
曲がってしまうときは最初の一歩から。

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ここでポイントになるのは、犬を気合で後ろに下げようとするあまり、余計な情報を与え過ぎてしまうこと。
前かがみになったり、トリーツを目の前にちらつかせたりすると、真っ直ぐに下がる動きが引き出しにくくなります。
ハンドラーはニュートラルが一番です。

日々繰り返していると、あるとき、するするっと下がれるようになっていたりします。

そうそう、ヒールポジションで一緒に後退する動きもいい練習になります。

後ろ足の動きがスムースになれば、今度は後ろに下がる動きのキューを理解させたり、距離を伸ばす練習です。

一足飛びに10メートルバックすることはありませんので、毎日少しずつ繰り返すのがポイントです。

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