愛犬は、あなたの顔を舐めるのが好きですか?
愛犬がみんな飼い主の顔を舐めるかと言えばそうではありません。
飼い主が顔を近づけると避けてしまう子。
自分から顔を近づけてチュッと舐めてくれる子。
チュッどころか、ベロベロ舐める子。
舐めるかどうかはその子によって違います。
もちろん、一般的には愛情表現だったり、あるいは匂いが気になっていたり、あるいは汗をかいていると塩分を取っていたりと、いろいろ理由があります。
私は、個人的にはチュッぐらいのペロは許容していますが、ベロベロはちょっと遠慮しています。
実は我が家の初代ボーダーコリーは、我が家に来て早々に、朝私のベッドの上に乗って、私の顔を舐めて起こすという行動を自発的にとりました。
今までそんな犬はいなかったので、私は大変嬉しく思い、彼女が起こしに来るのを毎朝楽しみにしていましたが、彼女が起こす時間が5時と少々早いのが問題になりました。
毎朝5時に起こしにくる彼女に土曜日も日曜日もありません。
さすがに私もゆっくり寝ていたい日もあって、私はある日から、彼女が起こしに来ても起きないことにしました。
最初はなんで起きないのだろうと、結構必死で舐めてきましたが、ぐっと我慢して、彼女があきらめるのを待ちました。
彼女は私が何をやっても起きないとわかると、ベッドの足元の方に移動し、伏せてこちらを見張っています。
そこで、しばらくしてから、何事も無かったかのように私はベッドの上に起き上がり、彼女にこちらから「おはよう♪」と挨拶をすることにしました。
そんなことを数日繰り返しているうちに、彼女は自分が目覚めても、ベッドの足元でじっと待つようになり、以後私の顔も舐めなくなりました。
ちょっぴり寂しくもありましたが、毎朝休むことなく5時に起こされることを考えると、これも仕方ないとあきらめることにしました。
舐めること自体が悪いことではないので、「ダメ!」や「イケナイ!」と言うと犬は混乱してしまうかもしれません。
出来れば止めてほしいと思ったら、その行動に報酬を与えなければ、だんだんとその行動は消えてなくなります。
現アシスタントニコルは、チュッと言えば、ペロッと顔を舐めてくれます。
ドッグダンスのトリックでも使ったりしていますが、元々ベロベロ派ではないので、日常でも、ちょっと甘えたり、こちらに頼みごとがありそうなときは、そ~っとやってきてペロっと舐めるので、こちらは「ありがとう。」と言っています。
現状見習いはまだペロッと舐めることはありません。
どちらかというと、大きな鼻をベチョッと顔にくっつけます。
個体差があっておもしろいですね。
---------------------------------
パピーレッスン、基本トレーニングやドッグダンスのプライベートレッスンやグループレッスンは
WanByWanで♪
ご要望があれば、グループレッスンの講師も承りますので、お気軽にお問合せください。
---------------------------------
ブログ村に登録しています!ワンクリックお願いします!
にほんブログ村
| 固定リンク
「犬の行動学」カテゴリの記事
- なぜ犬に「馴致」が必要なのか。(2024.12.04)
- トリガーをなくすのは時間がかかる(2024.11.30)
- 犬の吠えを考える(2024.11.28)
- 景色が変わると犬は混乱する(2024.11.26)
- 刺激を景色に変える(2024.11.20)
コメント