散歩を楽しくするために。
「犬なんて、首輪にリードを付けて外に出れば、お行儀よく飼い主と一緒に歩いて散歩をしてくれるものだ。」
と思っていらっしゃる犬を飼っていない方は意外と多いのではないでしょうか。
「いちいち、社会化だなんだと小難しいことを言わなくても、飼い主が歩けば付いてくるものだ。」とか。
確かに、小型犬の場合、多少フリーズしていようが、先を急いで飼い主を引っ張ろうが、片手で「ちょいっ」とリードを引っ張れば、当然飼い主の力の方が強いので、小型犬がいかにあらがおうと大したことはないでしょう。
ところが、中、大型犬の場合、片手で「ちょいっ」と言うわけには行きません。
歩かないで止まってしまった犬を引きずって歩くことが散歩と言えるでしょうか。
そんなときは、なんで歩かないのだろうと犬の気持ちになってみる必要がありますし、逆に飼い主を置いてどんどん先に行ってしまう犬と一緒に散歩に行くのは非常に危険です。
我が家の見習いも「ヒール(脚側)」の意味は分かっていますが、散歩に行こうとすると、なぜか1犬身半先を歩こうとします。
グイグイ引っ張って歩くわけではありませんが、これだけ離れられると、交差点を渡ったり、角を曲がったりする都会の散歩はとても危険です。
のんびりと田園地帯を散歩するのであればまったく問題の無い見習いの歩き方は東京では通用しません。
そうは言っても、どこで暮らしていようが、犬との散歩は楽しく出かけたいと思うのは当然のことです。
上手に人と一緒に歩けない時は、当然練習が必要になりますし、力づくでなく、犬に納得してもらえればもっとお互い楽しくなるはずです。
初めから上手に歩けなくても変ではありません。
他の子と比べることなく、その子のペースに合わせて一緒に学んで行きましょう。
自分から飼い主さんを見上げる余裕が出てきたJ君。
周りも気になるけれど、飼い主さんの話しが少し聞こえるようになってきたB君。
毎日のお散歩が楽しくなるように頑張っている飼い主さんを応援します。
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