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2017年6月 2日 (金)

吠える

「犬は吠えるものだ。」と当たり前のようにおっしゃる方は犬に理解があると言えますが、だからと言って、吠えっぱなしにしていることがいい事かと言われれば、やはり吠えている原因をつきとめ、理由によっては吠えなくてもいい状態(環境)に犬がいられるように考えてあげることも必要ではないでしょうか。

当然のことながら犬が吠える理由は様々です。
吠える対象も様々です。

個体の特性で全く吠えない犬もいますが、そう言うタイプはいわゆる無口なだけで、「吠え」ではない方法で気持ちを表そうとしますし、吠えるタイプはいわゆるおしゃべりで、自分の思いを「吠え」で表現しています。

吠えることで感情を表す場合、「誰か来たぞ!」「こっちへ来るなよ。」「一緒に遊ぼう!」「これやりたくない。」「さみしいよ~」などなどの意味が考えられますが、吠えの原因が解決されれば当然吠え止みます。

ただ場合によって、犬が興奮しすぎると、吠えが止まらなくなることがあります。
例えばドッグスポーツなどで、アドレナリンが全開になっているときなどがこれにあたります。

いずれの場合も、吠える状況はストレスだったり、興奮だったり、犬にとっては正常な状態とは言えません。
適度な興奮(緊張)は犬の作業効率をあげるとも言われていますが、過剰な興奮は効率を下げます。

愛犬の状態をよく観察しながら、ハンドラーの声が聴こえる愛犬でいられるようにサポートしてあげたいですね。

201706021
※周囲の刺激が多すぎて、そろそろいっぱいいっぱいな見習い(生後1歳4ヵ月ぐらいの時)
吠えが出る前に対処すべきでしたね。


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