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2017年6月24日 (土)

犬の要求を満たす


犬には様々な要求があります。
「お腹が空いたよ。」
「遊びたい。」
「かまって欲しい。」
「眠りたい。」
「トイレをしたい。」

「眠りたい」や「トイレをしたい。」などについては、吠えて要求することはあまりないでしょうが、お腹が空いた時や遊んで欲しい時など吠えて要求することがあります。
※中にはトイレに出してほしいと吠える子もいます。

例えばハウスやケージに入っている時、「出してほしい」。
暇にしているときは「遊んで欲しい」などなど、場合によって吠えて要求を伝えようとする時があります。

そんな時、要求吠えには応えないようにするというのが一般的なトレーニング法です。
なぜなら、吠えることで要求が通ると犬が学習してしまうと、次回も吠える確率が高くなるからです。


しかしながら、ハウストレーニングなどで吠えている犬を放置しておくというのは、自宅の状況によっては難しいことがあるものです。

ではどうしたらいいのでしょう。

吠え始める前に、吠えていない状況を褒めると言うのが一般的な陽性強化のトレーニングです。
時間はかかりますが、そうすることで犬に学ばせるのが犬には理解しやすいと言われています。


例えばかまって欲しい時も、愛犬に誘われるがままに遊んでしまうと、いつも要求されてしまう可能性があります。
いつも遊んであげられれば問題ないのですが、そうそういつも体が空いているとは限りません。
そんな時、犬はストレスを溜めてしまわないとも限りません。


我が家の初代ボーダーコリーもとても遊び好きで、私が仕事をしている時にそっと傍に来て、膝に顎を乗せたりして誘ってきました。
そんな時、私は「ちょっと待って」や「あとでね」と声をかけ、数分後にこちらから遊びに誘っていました。
犬たちは頭がいいものです。「あとで」と言われたその子は一度ソファに戻り、私から声がかかるのを待つようになりました。


要求に応えて何が悪いと思われる方もいらっしゃるでしょうが、要求がかなわなかったときの犬のストレスを考えると、我慢することを教えてあげることも愛犬にとっては必要かもしれません。

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ただ要求を拒絶するのではなく、こちらから要求を見計らって応えてやることで、うまく折り合いがつけばいいですね。

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