基本は大事
今日は見習いの課外授業でシープドッグトレーニングに行ってきました。
間もなく1歳6か月になろうという見習い君は両親ともイギリスで羊を追っていた犬です。
そう聞くと、さぞシープドッグのDNAがあるのではと思われがちですが、実は今のところフツーです(笑)。
というのは、我が家では先住犬たち(母子のボーダーコリー3頭)でもシープドッグにチャレンジしたことがあり、羊の周りを言われなくても回る子もいれば、羊と見て突進していく子もいました。
見習いの場合、初めて羊を見た時は、他の犬と会った時のように、嬉しそうに飛んで行き、「遊べ!」と吠えていましたが、その後何も反応してくれないと思うと、黙って羊の周りをグルグル回るようになりました。
さすがにDNAだな。と思ったものの、結局回っているだけでは羊は前進できず、役に立たないということがわかりました。
彼は一体何をすべきなのか。
それを教えて、サポートするのはハンドラーである人間です。
勝手に走り回っていたのでは、羊をドライブ(動かす)ことは出来ません。
そこで重要になるのは、ハンドラーが犬に羊との距離感を教え、つめ過ぎたら伏せ、ちょうどいい距離が取れたら押す。方向を変えたい時はどうするのかなどということを伝えていくということです。
おそらく、一日牧場においておいて、先輩の仕事を見ていたら彼は覚えてしまうかもしれません。オビディエンスの前進も、アシスタントニコルの練習を毎日見ていて勝手に覚えてしまったくらいですから。
でも、とりあえずはきちんと教えてあげなくてはアバウトになってしまうので、彼にはひとつずつ体感させながら学んでもらいます。
photo by Hagiwara san
まだまだ先は長いのですが、考える力を身に付けるまでは、ハンドラーの指示をきちんと聴く姿勢も養っていきます。
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