問題は起きてる場所で解決する
日常マナーのトレーニングも含め、屋外でのレッスンを行うときは、ご自宅の界隈だったり、公園だったりと様々な場所で行いますが、リードをトレーナーが握っただけで、犬がいつもと違う行動を取ることが良くあります。
トレーナーの方が犬の扱いに熟れているプロであることは当然なのですが、それだけでなく、ハンドラーが変わることで、犬はいつもとは違うと感じ、突然お利口さんになったりします。
マジックでもなんでもありません。環境が違うだけです。
ただ、お利口さんの状態が見られるということは、その犬にはそれだけの技量がすでにあるという意味でもあるので、接し方次第で当然飼い主さんに対しても同様の行動パターンが出る可能性を持っているとも言えます。
しかしながら、お預かりの状態(ようちえんなど)で、普段お家でかかえている問題行動と言われるものが出ないからと言って、おうちでも大丈夫と言うわけではありません。
なぜならお預かりの場所とおうちでは環境が違うからです。
そこで、ご相談を受ける時はまずおうちの環境を拝見させていただくようにしています。
お家の中でのワンちゃんの居場所、先住犬との関わり具合、ご近所の環境、それらをきちんと把握しないと、解決の糸口が探れないこともあります。
その環境でしか出ない問題行動の場合は、環境を変えてあげる必要も出てきます。
単純なマナートレーニングだけでは解決できない場合もあるので、観察力が重要になってきます。
飼い主さんの申告だけでなく、第三者が客観的に見ることも欠かせません。
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