犬の先生は犬?
子犬の成長の過程で不可欠とされる社会化の中には、当然のことながら他の犬との接触も含まれます。
母犬の元、兄弟犬たちと思う存分遊んだ犬たちは他の犬との関わり方も上手ですが、そんな環境に恵まれなかった犬たちは上手に犬と接することができないこともあるので、社会化期を過ぎてしまっても、他の犬と接触する機会を与えてあげることは重要です。
犬にも個体差や性格があるので、どんな子とも仲良く出来るわけではありません。
相性もあるので、「ほらっ、お友達よ。」と無理矢理近寄せられれば犬も困ってしまいます。
個人的には、すべての犬と仲良く遊べなくても、喧嘩をせずにスルー出来る許容量を持って欲しいと思っているので、そんなことを学ぶ機会を犬たちに与えてあげるのが人間の重要な役目だと思います。
ところが、会わせる犬によっては、「犬なんて嫌なヤツばかりだ!」と思わせてしまうこともあるので、相手の犬を吟味する必要があります。
他の犬が苦手な犬に敢えて子犬を近寄せる必要はないので、子犬の先生役を頼めるかどうかは相手の飼い主さんに確認することが大事です。
「ウチは、ちょっと他の子苦手なんです。」と言われば、愛犬を呼びもどしてお互い嫌な経験をさせないようにします。
ただ、場合によって、「ウチの犬、多分大丈夫だと思いますが・・・。」と言われれば、万が一のことも想定して、子犬の動きをちゃんと監督しておく必要があります。
我が家の場合、アシスタントニコルは子犬に対しては寛容です。っが、たまに優しい教育的指導が入ります。それは彼女が我が家に来たころ(生後5か月)、先住犬に二回ほど厳しい教育的指導を入れられた経験を持っていることも大きな要因だと思っています。
レッスンで子犬と会えば、引っ込み思案の子に対しては忍耐強く待って、上手に遊びに誘い、やんちゃなタイプは適当にいなしながら、時折優しい教育的指導を入れる。
そんなことをやってくれる頼もしいアシスタントです。
一方見習いは、今までいろいろな犬たちに遊んでもらい、当然ニコルには無理難題をぶつけながら育ち、明日で1歳4ヵ月。
相手によっては「遊ぼう!」と遠くからでも声をかけるほどフレンドリーではありますが、自分より年下の子をどう扱って良いかまだわからないのが実状です。
ですから、彼にはまだパピーレッスンのアシスタントは頼みません。
まだまだ未経験なので、彼も修行の身。
今日のパピーレッスンでのお散歩中、やはり1歳半の若い柴犬と遭遇しました。
パピーさんは遊びたくて仕方ないので、飛びかかっていきそうになりますが、相手はちょっと腰が引けています。
まだまだ子犬に対してどう対応していいかわからないお年頃。
そこでお互いが嫌な経験をする前に、呼び戻してお別れすることに。
思い切り遊べる相手に遭遇しなかったので、帰り際にアシスタントを車から下ろしてちょっと相手をしてもらいました。
初散歩の時遊んであげているので、パピーさんは自分からアシスタントに跳びついて行きます。
アシスタントも最初は少し様子を見ていたものの、あまりにしつこいので今回は少し教育的指導が入りました。
するとパピーさん動きを止めて座って様子を見ます。
いつもはリードが足に絡まってもピーピー泣くのに、この程度ではあまり教育的指導にはなっていないのかもしれないのか、また楽しそうにアシスタントに向かっていきました。
そこで、エンドレスになる前に呼び戻して遊びは終了。

いい経験が沢山積めるように、人間のサポートも欠かせませんね。
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