パピーレッスン:子供との接触
今日のお散歩レッスン中、後ろから子供が声をかけてきました。
「触ってもいいですか?」
子犬の状況によってはお断りする場合もあるのですが、幸い親御さんもいて礼儀正しく、幼稚園生ぐらいの女の子でしたので、ちょっと立ち止まって様子を見ることにしました。
このパピーさんどちらかというとフレンドリー。跳びつく可能性があるため、リードは短めにして女の子との距離をとったところ、オスワリも出来て落ち着いていたので、ゆっくり近づいてから触ってもらうことにしました。
その間パピーさんはず~っと褒めておきます。
「オスワリ上手だねぇ。○○君いい子~。」
やさしく触ってもらった後に、おやつをあげてもらえるか聞くと喜んでやってくれたので、その間もパピーさんは褒められ続け、そしてお別れしました。
パピーさんのお宅には姪御さんなどが遊びに来られるので子供には慣れていますが、今日の女の子はちょっと幼いので、同じように接してくれるか心配だったのと、逆に興奮しすぎてもいけないので、時間は短めで切り上げました。
本来ならばリードは緩めで長くしておく方がいいのですが、このパピーさんは子供に慣れていることもあり、人間が制御できる長さにしています。
我が家の見習いが初めて子供と出会ったときは若干及び腰だったので、リードは長めで、いつでも逃げられるようにセッティングしていました。
でもしばらくすると、自分から寄って行かれるようになりました。
子供との出会い方はその犬の状況に寄っても変える必要がありますが、どんな場合であっても、「跳びついちゃダメ。」とか「いい子にしないとダメ。」といったネガティブな言い方ではなく、「おりこうさんにご挨拶しようねぇ。」や「オスワリ上手だね。」と言ったポジティブな声掛けをしてあげることで、緊張を軽減して、いい経験にすることができます。
今回パピーさんは興奮することなくご挨拶が済みましたが、もし興奮してしまいそうな場合も、「ダメダメ!」というより、「○○ちゃん、こっちにおいで~。」とその場から少し距離をとるように呼び寄せることで、子供と出会うと叱られるという嫌な印象を減らすことが出来ます。
全てを褒めて終わらせることは難しかもしれませんが、まだまだマナーの良し悪しのわからないパピーに対して、「ノー!」を連発しても、何が間違っていたのかを理解させるのは難しいでしょう。
良い行動を習慣化させることから始めると、人も犬もストレスが軽減されると思います。
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