パピーの夜泣き
子犬を迎えた時最初の晩、子犬がさみしくて夜泣きをするというのはよく聞く話です。
昔は兄弟犬たちの心臓の音の代わりに時計を傍に置いておくといいと言わたり、泣いてもそのうち泣き止むから放っておけばいいとか、新しい環境に慣れるまではケージの傍にいて安心させてやった方がいいとか、いろいろな対処法があって、いろいろ試された方もいると思います。
我が家は基本的に同じ部屋で寝ているので、一人で寂しいということはありませんでしたが、クレートに入れて扉を閉めると大泣きされ、三日ほどクレートの横で寝てみましたが、離れるとまた大泣きするため、家人からクレームが来る前に扉を開けることにしました。
幸い、トイレに行く時は勝手にクレートから出てシートで済ませ、またクレートに入って寝るということを4日目からしていたので、寝不足は3日のみで助かりました。
しかし、夜泣きをしなかった子犬が突然泣き出すとこれまた厄介です。
理由はいろいろ考えられます。
日中の運動不足、かまって欲しい、飼い主の不規則な生活による体内時計の変化など。
環境を改善しても治らない場合、退屈すると相手にして欲しくて泣く場合があります。
日常的に、あまり構いすぎるとそうなることもありますし、単に個体差で自分の言い分が通るかチャレンジしている場合もあります。
そんな時は、基本的には相手にしないのがいいのですが、住環境によっては近所迷惑になるため泣かせないように手をだしてしまい、なかなか解決しないこともあります。
ただ、物わかりのいい子は一度でも自分の言い分が通らないとわかると、あきらめるという選択をしてくれるので、こちらがあきらめなくてもいい場合があります。
先日自宅では「しばらく放っておく」という作業が出来なかったために、環境が許す知人宅でしばらく放っておいたところ、愛犬が泣いても何も得られないことを学んだという話を聞きました。
要は根競べ。わかってもらえるまで繰り返し、出来たことをきちんと褒めてあげることで犬たちは正しいことを学習してくことが出来ます。
いい意味で、何事もあきらめずに向き合っていきましょう。
クレートのゲートが閉まると吠えるものとインプットされていた見習い。
気が付いたらアシスタントのクレートにもぐりこみ
いつしかアシスタントの寝床を横取りしていました。
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