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2017年2月 7日 (火)

二つのことは同時に出来ません(?)

犬たちに行動を教える時、「段階を踏んで」とか「パーツごとに」とかよく書いていますが、そういう段取りの中で、時々「あれ?」と思うことがあります。

つまり、それぞれの動きはちゃんと出来るのに、合体させると出来ない。

例えば、「板障害をダンベルを咥えて跳ぶ」。

これについては、先月「板障害の導入」でダンベルを咥えることと、板障害を跳ぶことを別々に教えると書いていますが、実はこのあとの練習で、見習いは一度出来るようになったにもかかわらず、ダンベルを投げると板障害を避けて取に行き、帰りは障害を跳んで戻ってくるという変な動きをし始めたのです。
その時は一度「持来」と「板障害」を分けて、それぞれを成功させて終わらせたのですが、また同じことを繰り返されては困ります。

201702071

「ジャンプ」「テイク」それぞれの意味はわかっているのになぜやらなかったのか。


そんな時は、横にバリアとして壁際でやるなどの方法もあるのですが、ご覧の通りの住宅街。
そこで、バリアを自分にして、リードを付けてやり直し練習をすることにしました。
リードを付けた練習などは、ずっと前に済んでいるのですが、先日の練習リングでのアドバイスで、もう一度リードを付けてはどうかと提案してもらったのでやってみることにしたのです。


するとリードが付いた途端、先日の横逃げはどこへやら、真っ直ぐ普通に跳んでいきます。リードを外しても全く変わらず跳んでいきます。あの日の行動はなんだったのでしょう。
若犬は日々変化しますね。


いずれにしても、一時的に「ダンベルを取に行くこと」と「板障害を跳ぶこと」が同時に出来なくなったわけですが、とりあえずなんとか修正することは出来ました。


しかし、実はもう一つ同時にやってもらわなくてはいけないことがあるのです。
それは、「ダンベルを噛み直さない。」
これは、同時進行で別の方法で教えています。
犬って大変ですね。


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