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2017年2月10日 (金)

挨拶させてもいいですか?

今日はパピーさんのお散歩レッスン。
前回のレッスンで、怖かったら隠れてもいいし、気になったら自分から近づいてもいいということを教えてあげたOさん。
今日はアシスタント抜きで公園に行きました。
すると、ちょうどお散歩に来ていた飼い主さんと小型犬が日向ぼっこをしています。

初対面のOさんは、完全に腰が引けた状態ですが、顔はぐぐっと相手の方に近づけようとしています。

私ももちろん初対面でしたので、相手の飼い主さんに「傍に行っても大丈夫ですか?」と確認した後、こちらが子犬であることも伝えました。

すると「大丈夫ですよ。」というお返事だったので、リードを緩めて様子をみることにしました。

Oさんは上手に挨拶が出来、時折後ろに下がるものの、その後も怖がる様子もなく、自然に振る舞っていました。

201702101


「傍に行っても大丈夫ですか?」と相手に聞いてから自分の犬を近づけるのは当然のことですが、こちら側が子犬の場合はそれを伝えてあげることも大事です。

犬によっては、成犬は大丈夫だけれど、子犬はしつこいから苦手という場合もあります。

見習いはもうすぐ1歳3か月になりますが、今まで他犬に攻撃的な行動を取ったことはありません。また今までは自分が子犬だったので、何をやっても大目に見てもらえるという特権がありました。しかし自分が少し大人になってしまうと、相手が子犬の場合、自分が今まで受けてきたような寛容さを相手に持てるかどうかはまだまだ怪しい年頃です。簡単に言うと、「信用出来ない。」ということです。

201702102

この時の見習いは数か月年下の男の子に挨拶されて、ちょっと困惑顔ですが、緊張感は見られないのでそのまま様子を見ました。
この時はドッグパーク内でリードが付いていないため、不要な緊張感が無かったことも、穏やかに挨拶を交わせた要因のひとつです。


見習いもまだまだ成長途上なので、その都度様子をよく観察しながら挨拶させなければいけません。
そんな時指標になるのが首筋から背中にかけての毛の様子です。
もしたてがみのように立っていたら緊張しているサインなので、やさしく呼び戻して褒め、相手の犬と少し距離を取ってあげるといいでしょう。


お互いが嫌な思いをしないように、見守ってあげたいものですね。


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