板障害の導入
訓練競技会では、CD(コンパニオンドッグ)にしても、FCIオビディエンスにしても板障害という課目があります。
片道や往復、持来を含む往復など、課目は様々です。
昨年秋から見習いも少しずつ板障害の練習を始めました。
「『ジャンプ』は目の前にある物を跳び越える」ということはすでに足などを使って教えてありますが、目の前に急に板障害を持って来れば躊躇するのは当然。
そこで、とりあえず言葉のキューだけでなく、誘導を入れてまたぐ程度のことは出来るようになりました。
そのあとは以下のことを教えて行かなくてはいけません。
1.板障害の高さを体高までにあげる。
2.跳んだあとにキューで止まれるようにする。
3.跳んだあとに物品(ダンベル)を取りに行く。
4.物品を咥えたままもう一度板障害を跳び越える。
5.脚側停座に着く。
これも前回の「分解して教える」で書いたように、一連の流れを最初から通して行うのではなく、パーツごとに分けていきます。
どうやったら犬にわかりやすく、かつ失敗させないように教えられるか。
この場合の失敗は犬が障害を跳び損なってトラウマにならないようにするということも入っています。
目の前に投げられた物品にばかり目がいって、目の前の障害に集中せずに跳ぶと足をぶつけたり、お腹をうったりしてしまうので注意が必要です。
まずは低い高さで、跳びこえることを確実にし、同時に目の前にある物品も咥えて戻れるように少しずつ教えて行きます。
今回はボールを投げていますが、ダンベルの持来はすでに平地で練習済みですので、次はダンベルを咥えて戻ることが課題になってきます。
ちなみにアシスタントのニコルは昨年秋に少々重くなりすぎ40センチでお腹をぶつけてしばらく跳ばなくなってしまいましたが、ダイエットの成果があったのか、今日は40センチでダンベルも咥えて戻ってきました。
もちろん、最初は20センチから練習し直し、成功体験を重ねていくことで40センチがクリアできたというわけです。
ハードルは少しずつあげることが大事ですね。
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